関西の音楽活動グループ Conceptus コンツェプトゥスです。
さて、稽古場にいなかった管理人さんに成り代わり、
発起人のぼんちから現場の状況をお伝えいたしましょう。
今回のキャスティングは、ニューフェイスは1人だけ、
新島会館のスザンナだけです。
かなりはじめましてのように見えて、
実はかなり前のぼんちオペラ出演者がいます。
アヴェンヌのケルビーノと、バルバリーナです。
バルバリーナは、今回で3回目となるフィガロの、
第1回目の時にバルバリーナを歌ってくれました。
ちなみに2回目のバルバリーナは、
ドン・ジョヴァンニ、セヴィリアと、
私の横で字幕操作をしてくれています。
フィガロもやってもらう予定。
いや、この分野については信頼できる人で、
本番、横に座ってくれているとかなり安心感があります。
さて、フィガロだけは発起人にとって特別なオペラ。
気合が違います。
新島会館の伯爵夫人、小夏ちゃんのブログでも、
この気合の違いは感じてくれたらしき記述があります。(笑)
その、気合に満ちた「3幕アリア」をやっているところ。
上品に取り澄まして歌う伯爵夫人など必要ありません。
激しい感情の起伏、情緒不安定、
ロジーナという1人の弱い女を描いていきます。
その弱さが、「罪ある母」の第一歩なのです。
このオペラに強い人間など登場しません。
みんな弱いから、こうなるのです。
しかし、燃焼し尽くしました。
帰宅してから何も出来ず、
今日は一日、頭も体も
まともには動いてくれませんでした。
発起人もまた、弱き人間です。
発起人ぼんちでした。