公認会計士試験 論文式 監査論セレクト30題 <第2版>
監査論の論文式対策本の中では、群を抜いて圧倒的にオススメの本です。
カバンの中に常に入れており、電車の中やちょっとした隙間時間にこの本を見ており、ぶっちゃけ、この本に恋してます。それぐらいお気に入りです。
以前、論文式試験の直前にTの自習室で勉強していた際、大半の会計士受験生の机の上にはこの本が置かれていました。
(Tの講師が書いた本なので、Tの授業では薦められているようです)
また、監査論の試験本番前、受験生を見渡す限り、この本を持っている受験生はかなり居ました。
多くの論文式受験生が目を通しているかと思いますので、値段が高いのは辛いところですが、できれば論文式受験生は見ておいた方が良いような気がします。
なお、この本の構成は、大きく
①論点整理 ②問題演習 ③過去問研究
の3つに分かれます。
①論点整理の一部
②問題演習は、本試験に近い問題(予備校の答練のような問題)が30題掲載されており、内容的には理論問題と事例問題の両方が含まれています。全て良問です。
③過去問分析は、大問5題ほど(H22~25年)が抜粋され、丁寧な解説が付け加えられています。
そして、個人的に最も気に入っているのが①論点整理。押えるべきポイントが重要ランクを付けてまとめられており、大変重宝しています。
監査論の論文式試験対策は、何をどこまで暗記すべきか分からない中、①を繰り返し読むことで、大体の道筋が見えてきます。
私の場合、①に書かれた内容のうち、
■試験本番での配布法令集に載っている論点は、その場所を薄ら覚えておく
(例えば「固有リスク」の定義は200号のどこかに書かれているな、のような感じで)
■配布法令集にない論点(監査基準やその前文、不正リスク基準、四半期レビュー基準、他)は、文章ごと暗記。一言一句ではなくざっくり言えるレベルで。
というような感じで進めています。
一気に覚えるのは記憶力の低下により無理なので、少しずつ覚えていこうと思います。
どこに行くにもこの本を持ち歩き、来年の試験ではこの本と一緒に戦う所存です。
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