「STILL ALIVE 」 今、を生き抜くアートの力
難しい今日の状況に立ち向かう意思を感じる
タフな言葉です。
未曾有の災厄の中
一気に状況が変わることは望めないが
出来ること、やってはいけないことは
見えつつある。とにかく創り始めるのだ、
私たちはまだ生きている。
と、いう感じでしょうか。
着想の元になったのは
コンセプチュアルアートの第一人者
河原温の作品
I AM STILL ALIVE
私はまだ生きている
コンセプトの説明文を読むと
河原温の他の作品からもアイデアを
得ていることがわかる。
河原温は愛知県出身で地元繋がりというのが
きっかけとはいえ、目の付け所がいい。
世界の人々が共通の課題に直面をしている今、
創作活動は同じ方向を向いていくだろう。
集まる作品はまとまりが生まれ
メッセージ性の高い芸術祭になるのでは。
現代アートはフォーマットが曖昧で
メディアが柔軟に変化する特性があるから
不自由で制約の多い中からでも
革新的な作品が生まれるかもしれない。
2021年は厳しい状況が続きそうだが
2022年なら少し先だから希望が持てる。
だからその日まで
河原温のように、こう言い続けていこう。