この間、宮崎あおいさんの舞台を見てきました。
この芝居は少し変わっていて舞台上にも特別席があるんです。
舞台上にあるわけですから、かなり近くで演者さんをみれるわけで
言うなれば特等席です。
で、今回私はそこで見せてもらったんですけど、
実はこの席、価格的には他の席と全く変わらない値段なんです。
勿体ないですよね。
会場に入って、後ろの方の席を見てみるとチラホラ空席があります。
芝居って大体そうなんですけど、
後ろの方の席は少し安くなっていたりしますよね。
でも、大した価格差じゃないし、安い席は全体の一割程度の座席数しか
確保されていませんし、その他の席は全部S席という括りで同一料金だったりします。
安い席の一列前と最前列が同じ値段なんです。
コレってスゴク勿体ないと思いませんか?
もし、私がマーケティングを考えて集客するなら
通常のS席が7000円だとしたら
舞台上の特別席は10000円に設定。
SS席は最前列から前5列(5%)くらいとして9000円に設定。
その後ろからA席までは7000円(80%)のS席。
そして、A席は価格を4500円(15%)くらいまで下げて少し席数を増やします。
安い席は増やす必要はないという人もいるかもしれませんが、
この手の講演は物販も重要な収益源になるので
チケット収入だけで考えることはしないわけです。
こうするとどうなるか。
例えば、キャパが100(S席が90、A席が10とします)の会場で20が舞台席と仮定。
S席は7000円、A席は5000円。一応どちらも満席になったとして考えます。
通常のパターンだと
110席が通常価格の7000円で、A席が5000円なので
(110×7000)+(10×5000)=820000円
後者のマーケティングを考えたパターンは
(20×10000)+(5×9000)+(80×7000)+(15×5000)=880000
となって、7%の利益向上に繋がるわけです。
これ、100で計算したので一軒小さな差にしか感じないかもしれませんけど
これが10倍のキャパ(回数)になったらどうでしょうか?
大きいですよね?
さらに、先ほどもいったように人が増えれば物販の売り上げも上がるはずです。
で、こういう考え方を伝えると、
高くしたら売れない可能性があるじゃないか
という懸念も生まれるわけです。
これも、マーケティングをしっかりやれば解決できます。
リサーチってヤツですね。
ヤフオクなどを見れば、良い席になら高いお金を出してでも
行きたいという人がどれくらい多いか良く分かります。
中には、数倍の値段でも良い席を取りたいという人もいるんです。
ですから、確信を持って言えますが、
コンテンツに魅力があれば、良い席は1.5倍の価格設定でも捌けると思います。
需要がある順番は
舞台上特別席→SS席→A席→S席
じゃないでしょうか。
この考え方は特別新しい事じゃなくて、色々なところで使われていますし、
様々な業態で応用が効くと思います。
コスト管理はモチロン大事です。
でも、今ある資源を最大限に活かすことで同じ労力で売り上げをUPできないか
どうかを考えるのも大事な事じゃないかなと思いますが如何でしょうか?