富山・八尾(やつお)にある桂樹舎さんで開催中の
「くらしの良品 日本の手仕事展」にお手伝いと勉強を兼ねて行ってきました。
(展示会や会場の様子については手仕事フォーラムブログ
のほうに詳しく
投稿しましたのでどうぞご覧ください。)

※桂樹舎創業者の吉田啓介さん(95歳)作。表示の曜日が違っていますが悪しからず!
交通の便とスケジュールの都合で、今回は往復とも夜行バスの旅。
実は先週から腰の調子が悪かったので万全を期して”骨盤座布団”に
折りたたみ踏み台(足置きに使えるかなと・・・)まで持参したのですが
今回利用したバスは足置きが使いやすく踏み台は無用、
座布団はあってもなくてもやはり根本的に私の体型がバスの座席と合わない
ため、寝心地は完璧とはいえない点は変わりませんでした。
とはいえ、寝ているうちに現地に着くという効率のよさだけで十分です、十分。
富山といえば、春に行った立山・黒部からすぐ先だったことを、富山駅から出ている
富山地鉄電車の路線図を見て思い出しました。
JRで別方向にちょっと行くとお隣の石川県。金沢もすぐです。
東京からバス6時間でこんなところまで来られたんだなあ、と妙に感動。
6時半に着いて朝ご飯と思ったものの、周囲のお店はどこもまだ閉まっています。
駅隣接のコーヒーショップのチェーン店でさえ週末は8時から・・・
うろうろ歩き回って駅の反対側にまわってみると、ちょうど7時にパン屋さんが
開店したのを発見、店の中にあるカウンターの隅で焼きたてパンとコーヒーをいただき
やっと一息。
富山駅から越中八尾駅までは2両編成ののどかな電車です。
途中の風景ものどか。
展示会の会場は手仕事良品が所狭しと並べられました。
もともと各所に置かれている調度品(桂介さんの蒐集品)が特別な雰囲気を醸し出しています。
10時半の開場直後からお客様が次々と訪れ、賑やかなうちに時間が過ぎました。
お手伝いの合間に、近くでなめこそばのお昼。(写真撮り忘れましたが美味!)
その後ほんの少しだけ、「日本の道百選」にも選ばれた諏訪町本通りの街並みを見て歩きました。
聞名寺
展示会の合間に、併設の「
和紙文庫
」も見てきました。
和紙文庫には創業者の吉田桂介さんが長年蒐集されてきた
日本各地や世界各国の紙や紙製品が静かに展示されています。
中でも私が驚いたのは、和紙を糸状にして織り込んだ紙布でできたはっぴ。
後で桂介さんにお聞きしたところ、和紙は布に織り込んでもとても丈夫なのだとか。
もちろん現在では作っている人がいるかいないか定かでないようなものです。
入口横にある売店では品選びに熱中、気づくとすでに閉館時刻を過ぎてしまっていました・・・お店の方、ごめんなさい。
うつわと合わせてテーブルで使ってみたくて、こんな素敵な手漉き・型染め和紙を手に入れ大満足です。
包装紙のデザインはもちろん桂介さんによるものでしょう。
閉場後しばしお茶とおしゃべりのひとときに入れていただいてから、名残惜しい気持ちで桂樹舎
さんを後にし、夕飯は車で「新とんかつ」さんという地元で人気のとんかつ屋さんへ。
桂樹舎社長さんのお勧め・ロースカツ定食をいただきました。
実はふだんカツといえばヒレの私でしたが、さくさくの衣にじゅわっと甘い脂肪という
ロースカツを堪能しました。
塩・ポン酢・ソース(普通・甘め)と、4種の味を楽しむことができます。
私はソース好きなんですがポン酢が美味しかったです!
その後さらに、目利きの店主さんが自ら買い集めた海外雑貨を扱うカフェ「
maybe
」さんへ。
高い天井のお店の中に所狭しと飾られた各国の民芸品の数々は圧巻でした。
短い時間で大きなものまで決めきれず、ガラスビーズのネックレスとインド綿のハンカチだけ購入。
和紙、そば、トンカツ、海外雑貨・・・富山ってまだまだ奥が深そう・・・。
夜に再び富山駅からバスに乗り、早朝には新宿着。
あっという間に過ぎた八尾での一日でしたが、異空間にいたかのような不思議な余韻を
感じています。