キッチン移設工事
こんにちは、本日の担当は伊藤です。
昨日からいよいよゴールデンウィーク突入ですね。
CONCEPT・FINDもゴールデンウィーク中は休まず営業しております!
マンションリフォームで要望が多く、良く頭を悩ませるのが『キッチンの移設』です。
マンションですとマンションの構造や共用配管の位置等によって、移設できる範囲は限られてきます。
特に、二重床構造ではない床がコンクリート直貼りのマンションでは、
配管の問題でキッチンの移設が出来ないケースも多々あります。。
今回は二重床ではなく、床がコンクリート直貼のお宅でのキッチン移設の事例をご紹介します。
まずは、図面から。
【既存図】
良く見る対面式のキッチンですね。
こちらをリビングに向かった開放的なアイランドキッチンにされたいというご要望を頂きました。
今回、ポイントになってくるのが赤丸部分の『PS(パイプスペース)』と呼ばれるスペースです。
パイプスペースには、1階から最上階まで続いた排水管が配置されています。
こちらの排水管は共用部分となり、1階から最上階までの排水を繋ぐ大切な配管となる為、
移設することが出来ません。
また、キッチンの排水はこちらのパイプスペースに繋がり、更に排水をする為には
パイプスペースに向かって排水管が緩やかに傾斜をしていないと排水が流れにくくなり、
傾斜が十分でないと詰まりの原因にもなってきてしまいます。
その為、排水の勾配を確保しながらパイプスペースを起点として無理のない範囲での移設の計画が重要になってきます。
【工事後】
今回はこんな大胆に移設してしまう計画になっております。
(ピンクの四角で囲った部分が元々のキッチンの位置です)
※実際はシンクとガスは逆になります。
まだ工事途中ですが、配管の方法等、実際の工事中の様子の写真でご説明いたします。
【工事前の写真】
写真正面の壁の裏にキッチンが配置されております。
これをキッチン前のスペースに移動する計画です。
【解体後の写真】
解体後は排水や給水の配管が出てきました。
写真右の黒いパイプがパイプスペース内の排水管になります。
二重床ではない為、今回は排水を移設して排水の勾配を確保するために
キッチンスペースの床をステージのように一段上げることになりました。
キッチンの床だけ二重床にしてしまう方法です。
既存の排水管から新たに排水管を延長して、新しいキッチンの位置まで延ばしていきます。
今回大きくレイアウトを変えているように見えますが、排水管の移動は意外と短い距離での移設になっております。
ここにキッチンが設置されます。
骨組みが出来て、いよいよ形になってきました。
【大工工事終了後写真】
床も上げてすっかりアイランドキッチンの雰囲気が出てきましたね。
ゴールデンウィーク明けにはこちらに新しいキッチンが設置されます。
楽しみですね![]()
全体で見てみると、キッチンの段差も気になりません。
それよりも、解放感を保ちながら、床の段差を利用して上手く空間を仕切ることが出来ています。
このように工夫や施工方法次第でキッチンの移設が難しいと思われるマンションの構造でも、
キッチンの移設が可能になりますので、是非、どのような施工が可能かどうかご相談ください。
次回はキッチン設置後をお届けできるかと思います。











