食べる―七通の手紙/ドリアンT助川 | 雑貨と本と音楽と

食べる―七通の手紙/ドリアンT助川

"叫ぶ詩人の会"というバンドはパンクな演奏をバックに、ボーカルのドリアンがポエトリー・リーディングを叫ぶという形態で活動する不思議なバンド。94年のデビュー時にはこうした芸風が斬新に受け取られ、一時は社会派グループとしてTVニュースや新聞などのお堅いメディアにも多数出演したりしていました。数年前に何かのTV番組で見ましたが特に興味のわくものではなかったと記憶しています。


・・・だからこの本を中古本屋さんで見つけたときも「まぁ暇つぶしに」という感じでした。
本の内容は食に関する七通の手紙。
ドリアンT助川さんがあこがれる詩人宮沢賢治、「巨人の星」の漫画家川崎のぼる、カンボジアの大虐殺者ポル・ポト、海外への夢を与えてくれた兼高かおる、都市博を中止した青島幸男、進化論の生みの親チャールズ・ダーウィン、茅ヶ崎の和製ギンズバーグ―七人の人物へ宛てた手紙型エッセイ集。とにかくその表現力がすばらしい。
もちろん「食の本」としても十分楽しめる内容になっています。

ウニやとんかつを食べたくなりました・・・







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