ライカとモノクロの日々/内田 ユキオ
デジタルカメラが普及してどんどんフィルムのカメラが少なくなってきていますね。
中学生のころレコードからCDに代わったときの感覚になんとなく似ています。
30cmのレコードジャケットが訴えかけてくる写真や絵などのデザイン。
そ~っとレコードを出してレコードクリーナーで表面をきれいにして、これまたそ~っと針を落とす作業。
正直めんどくさいのだけれど音楽を楽しむための儀式のようなものでした。
CDに変わったとき、小さくなって便利だし、音質の劣化もないし「すごいなぁ」と思った反面、味気なさを感じたものです。(なんだかすごいオヤジになった感じがする・・・)
35mmのフィルムにも同じことが言えるような気がします。
フィルムをセットするのがめんどくさいし現像してみるまでどんな写真か判らないですしね。
でもそれが楽しみだったとも思うのです。
この本は著者の内田さんがモノクロフィルムで撮った写真と温かいエッセイで構成されています。
デジタルカメラにはないやわらかい写真で和ませてくれますよ。
今度の休みには久しぶりにライカにモノクロフィルムを入れて出かけようと思います。
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