パーソナルトレーナーの山本です！
本年も宜しくお願い致しますm(_ _)m
皆さん、
年末年始はどう過ごされましたか？
私は例年通り旅行にも行かず、
家族・親戚で集まったりして
ゆっくりと過ごしました😊
さて本日の内容は
クライアントさんとの
お話の中で出てきた事をお伝えしますね💡
そのクライアントさんは女性の方です。
年末年始にお子様2人が帰省されて、
お食事の準備等でかなりの時間を
立ちっぱなしで過ごされたようです。
長時間立ちっぱなしだった為、
腰がかなり痛くなってしまったようです😰
【腰痛の原因】として考えられる事としては、
長時間立ちっぱなし
↓
大臀筋や脊柱起立筋などの
抗重力筋が疲労してくる
↓
仙骨や背骨を支えられなくなり歪む
↓
坐骨神経などが引っ張られ、緊張する
↓
神経が伝導異常を起こし、
痛み・違和感を受信する
3日の水曜日には
トレーニングをしようと思われたそうですが、
ご主人様とお出掛けをされ、
痛みのある中、長時間歩かれて、
疲労の上に疲労が重なってしまったようです。
坐骨神経の痛みのチェックをした所
『そんなに痛くないかな？』
との事でした。
さっそく仙骨から胸椎の矯正。
立ち上がっていただくと
『さっきより楽になった😀』
『この動きをしただけでもイヤだったのに💡』
という事で、動きは改善しました。
そしてもう一度、痛みのチェックをしました。
すると…
『あっ！さっきよりは痛いかも😨』
何故矯正の前よりも
痛みが増してしまったのでしょう？
考えられる事としては、
長時間の立ちっぱなしが続き、
上記原因で腰が痛み出たところに、
さらにお出掛けで疲労を上乗せした事により、
歪みが大きくなり、神経がより牽引され、
神経の伝導異常が強くなり、
神経の感覚を鈍らせてしまったのでは？
という事です！
神経は
・中枢神経系
・末梢神経系
に分けられ、末梢神経系は
・体性神経系
・自律神経系
に分けられます。
さらに、体性神経は
・知覚（感覚）神経
・運動神経
に分けられます。
※今回は自律神経系の細分は省きます。
神経が末梢（手や足など）での刺激を
中枢（脳、脊髄）に送ります。
人間の身体の場合は
痛みや違和感を知覚神経が受信し、
運動神経や中枢神経が
その痛みや違和感を回避する行動を取らせます。
例）
熱い鍋から手を離す
膝が痛いから、びっこをひく・体重を乗せない
手を挙げると肩が痛いので、肩甲骨を挙上させる
違う事で例えてみると、
強盗が入るなど異常が発生し（痛みや違和感）、
警報機が鳴り（知覚神経）、
警備員に知らせる事（知覚神経）で、
警備員がどう対処するかを
その場で瞬時に判断する（運動神経）か
本部と連絡を取り指示通り動く（中枢神経）
という様な感じです。
という事は、
異常があるのに、警報機が鳴らなかったら、
警備員は気付かないですね。
つまりその後の、
警備員がどう対処するかを
その場で判断する（運動神経）か
本部と連絡を取り指示通り動く（中枢神経）
がなくなります。
この場合、異常に気付かない為、
警備員はなにもしません。
人間の身体だと
熱さを感じないから、熱い鍋から手を離さない
膝が痛いのは辛いから、神経の伝導をおかしくし、神経を鈍麻させ痛みを感じさせない様にする
痛いのは辛いから、神経の伝導をおかしくし、神経を鈍麻させ痛みを感じさせない様にする
（痛みはないけど、動きは正常ではない。相変わらず肩甲骨は挙上してしまう）
とさせる可能性があります。
もし痛みや違和感がなかったら、
『症状を改善しよう！』とは思わないですね。
そうすると悪化したり、
他の症状が出る可能性が考えられます。
そういう意味で考えてみると、
痛みや違和感は嫌なものですが、
痛みや違和感がなければ、
良くなる方向へは持っていけないかも！？
身体を良い方向に導く為に、
痛みや違和感は凄く大事なんです！
放置をし、悪化してから治すのと
早く気付いて対応するのとでは、
解決の時間に大きく差が出ます！
強盗が入っているのに警報機が鳴らず、
悠々と盗まれ、大事になってから気付くのと
警報機が鳴り、素早く警備員が到着し、
盗まれても被害を最小限に止められる
ぐらいの違いが出ます！
【まとめ】
痛みや違和感があったら、
我慢をせず、早めに対応しましょう！
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