「開国博Y150」が9月27日(日)で終了した。当初計画の見込入場者500万人に対し、実際に足を運んだのは124万人、ほぼ4分の1だった。あまりにも悲惨な結果に終わった…と喧伝されている。

そのため、当イベント中に辞任してしまった中田宏前市長の責任を問う声があちこちで聞かれる。それも理解できよう。

でも、「開国博」期間中、このイベントを目当てにヨコハマには例年にも増して多くの人々が訪れた。そして、ヨコハマの魅力を大いに満喫した。なにも有料のテーマパークに入場しなくたって、ヨコハマというところは結構楽しいところじゃないか――多くの人たちがそう思ったにちがいない。

開国博の入場者数が当初見込みの25%にも満たなかったと騒いでいるが、お金のかかるイベント会場に行かなかったのは、それだけヨコハマ自体が“無料のテーマパーク”となっているからだ。

いくら入場者数が予定よりも少なかったとはいえ、「開国博」の開催を契機にヨコハマの魅力を周辺地域の人たちに大いにアピールした。それとともに、地元住民にも、ヨコハマの都市としての高い潜在力を再認識させたはずだ。

なにも、少なかった入場者数だけを見てイベントが失敗だったと決めつけることはない。ちょっと視点を変えれば意義ある開催だったのである。