8月10日(土)に愛媛大学城北キャンパスで開催される
「反貧困フェスタ2013inえひめ」でHaaTえひめが分科会を一つ担当させていただきます。

第6分科会
愛媛県におけるゲイ男性のHIV/エイズの課題
~地域連携・若年層・薬害エイズ・HIVと貧困~
反貧困フェスタ2013inえひめ:http://antipoverty-network.org/archives/1846


~いま、隠されている貧困をほじくりだそう~
という今回の反貧困フェスタ2013 inえひめのテーマの中で、なぜHaaTえひめが取り組んでいるゲイ男性を主な対象としたHIV予防の活動の分科会なのか? HIV/エイズは先進諸国ではスティグマ(社会的烙印)によって、生きづらさを抱えているといわれてるゲイ男性やセックスワーカー・薬物使用者のあいだで感染が広がっているとされています。アフリカなど発展途上国では貧困による人身売買やセックスワークなどによって女性と子どものあいだで特に深刻に広がっています。
(貧困とエイズ:http://www.ide.go.jp/Japanese/Serial/Poverty/200506/09.html いなおか えみ/国際協力銀行開発セクター部社会開発班専門調査員)

どの層にも言えることはその社会の中でも弱いところに置かれてしまっている人たちに、このHIVというウイルスが広がっているといえることです。僕は“貧困とHIV”の問題は同根だと感じています。

そしてもう一つテーマの中の一文“ほじくりだそう”です。
これまで地域の中でHIV/エイズとゲイ男性とを結びつけて語っていくことは歴史的な背景などにあってあまり表立ってありませんでした。日本国内の新規HIV感染者/エイズ患者のうち約7割が男性同性間での性交渉による感染だと報告されています。これだけ個別の層に広がっているにもかかわらず予防対策は十分におこなわれているとは言えない状況です。この課題を社会へ“ほじくりだして”見せてこの課題に取り組んでいかなければいけないというムーブメントを醸成するひとつのキッカケになればと思っています。


■反貧困フェスタ2013inえひめ
2013年8月10日(土) 12:30~18:30
愛媛大学城北キャンパス(南加記念ホール・共通教育講義棟)
※入場無料

8月9日 反貧困フェスタ前夜祭
映画「月あかりの下で」無料上映
http://tsuki-akari.com/wordpress/?page_id=18


HaaTえひめ さとしぃ
~愛媛のゲイ向け性感染症予防啓発グループ~
HaaTえひめ
http://www.haat-ehime.com/
※ツイッターアカウントがあります!フォローください。
http://twitter.com/conboy_ehime