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こどもの頃、夢中になった本は?

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父が「少年少女世界文学全集」「ジュニア版日本文学名作選」を定期購読してくれた(そのことを他の何よりも父に感謝している)おかげで、こどもの頃は読書に夢中だった。記憶違いでなければ、漱石の「吾輩は猫である」を小学1年の時に読んだ。もちろんあの「高等漫談」の面白さを理解できたはずもない。最初のうちは分からないなりに字面だけを追っていたが、挫折し、途中からは「猫が出てくるシーンだけ」を拾い読みした。後になって思えば、出版サイドの企画時の作品選定ミスと言わざるを得ない。おかげでまったく意味不明のまま、大人向けの小説、たとえば有島武郎の「生まれいづる悩み」「カインの末裔」みたいな作品を小学生の時に読まされる羽目になった。しかし全体としていろんな小説を読むことができたのは人生の宝であると思っている。

「こどもの頃、夢中になった本は?」

「こどもの頃」を「小6まで」ということにするなら、「ロビンソン・クルーソー」だと思う。無人島に流れ着いた主人公が、沖の難破船からいろいろな物資を筏で島に運び、生活を徐々に充実・拡充させていく姿にワクワクし、夢中になった。これも後になって思うと、あの面白さは私自身の心的傾向と関わりがある気がする。あまりカッコよくないのだが、心理学ふうに類型命名するなら「堅実貯めこみ型」とでも言えそうな気質――自分の中にあるその傾向に、あの小説のあの部分がマッチしていたのだろうと思われる。