"世界初のパクチー料理専門店" 「パクチーハウス東京」 に行ってきました。
この店を知ったのは、デイリーポータルZのこの記事。

「腹いっぱいパクチーが食べられる店」

もともとパクチーは好きだったけど、この記事が面白くてお店に興味を持った。


たとえばこんな感じ。


-しかし、何でパクチーなんですか? 
「パクチーってキーワードでひっかかってくる人は、絶対に面白いから(キッパリ)」


確かに、単にパクチーが好きな人という集団でなく、「パクチーってキーワードでひっかかってくる人」って、

面白い人が多そう。
お店には「グループ全員パクチーが嫌いなんですけど」という人も来るらしい。
それも、「パクチーってキーワードでひっかかってくる人」。
なんかB型っぽい気がするな~。
店長さんはレストランをやりたかったというより、「パクチーで何かしたかった」のかな?


まず出てきたのが、生春巻き。
パクチーがこんなにはみ出してます!



      



中はパクチーのほか、青ネギ、水菜などとエビ。
辛い醤油(唐辛子?)がぴったりでした。


お次はパクチーサラダと、「ぐちゃぐちゃが美味しい皮蛋豆腐」。



  



ピータン豆腐の写真はぐちゃぐちゃに混ぜて、これから食べるという状態。
ピータン特有の臭みはほとんど感じられませんでした。
発酵食品、臭みがなければ残るは「うまみ」。
取り皿の上でパクチーサラダと更に混ざり、これがまたおいしかった。
サラダのトッピング(春巻きの皮か何かを揚げたもの)と、ぐちゃぐちゃ豆腐の組み合わせで、

「クラッカーにディップを乗せたもの」みたいになった感じ。


続きまして、焼いたラムとパクチーの「ヤンパク」に、パクチーの種(コリアンダーシードというべきか?)を

漬け込んだウオッカの「パク酒」。



  


パク酒は最初だけ、注射の前の消毒のようなアルコールの匂いや、カレーのスパイスの香りを感じたけど、

だんだん感じなくなり、ものすごく相性のいい組み合わせなのが分かりました。
でも友達と、2人で1ショットがやっと。


メニューに「本日の実験 時価」というのがあります。
何が出てくるか分かりません。
でもこれ、頼まなきゃつまんないでしょ!
何を作るか決めていないので、1時間ぐらいかかると言われたけどオーダー。


宮本亜門似の店長さんがあまりにもニヤニヤしているので見ていたら(不敵な笑みかと思った)、

こちらに近づいていらっしゃいました。
連れが、「満面の笑みを浮かべていらっしゃったので」と言うと、実験を頼まれると嬉しくてしょうがないとのこと。

そうなのかー。それは楽しみ楽しみ。


減りゆく料理を、ゴールの見えないペース配分しつつ、パク酒をなめつつ、待つこと約1時間。
店長さん自らが持ってきてくれた。

「なんですかぁ?」
「実験ですから」


実験を頼むとレポート提出が義務付けられます。
そこに「センスのいいネーミング」も含まれています。
『吾輩は実験である。名前はまだない』 といったところ。





写真ではほとんどパクチーしか見えていませんが、揚げたナス、青ネギ、水菜、もやし、きゅうり、

鶏肉も入ってます。

炒め物のような、和え物のような・・・と突っついて見たら、その山の下に、なんとフォー!
イメージは冷やし中華に近いかな。
味は醤油ベースで酸味があってさっぱり・・・と思いきや、辛い!
後からどんどん辛くなりました。ラー油です。
辛い辛いと言いつつ、味付けを分析しつつも、あっというまに平らげちゃいました。


パク酒で酔った頭で、ネーミングを考えるのは難しかった~。

とりあえず「皿フォー」ではある。

これだけ辛いなら「ピリ辛」をつけたい。

やはり「パク」もつけるべきか?

「ピリ辛パク皿フォー」では長いし、早口言葉みたいだ。

夏のお昼に食べたいと思ったので、「冷やし中華、やめました」なんてのも考えたけどボツ。



デザートのパク塩アイスもいただきました。




パクチーの粉末と塩をあわせたものを、いろいろな料理に使っているそうですが、このアイスには

パクチーが入っていると思しきジャムのようなソースがかかっていて、アイス自体がとっても濃厚。

塩味が濃いのに不思議とバランスのよいお味でした。



この日の発見は、パクチーって意外とあっさり味でもいけるということ。
癖の強い野菜なので薬味として、肉料理に合う、油と合う、辛いエスニック料理

というようなイメージを持っていたけど、今日食べたものはほとんど醤油ベースでした。

連れの話では、小ネギやシソなど他の香味野菜もたくさん入っていたので、

臭みが消えていたのではないかとのこと。


まだまだ食べてみたいメニューがたくさんあります。

また行くぞ!
いらっしゃる方は、必ず予約を!

30席ほどですが、開店時から予約で満席でした。


paxi house 東京

住所: 〒156-0052 東京都世田谷区経堂1-25-18 2F
営業時間: 13:30-17:00, 18:00-23:30(月曜日休み)
電話: 03-6310-0355
E-mail: tokyo@paxihouse.com



  


小田急線経堂駅下車。

改札を出て右側にある農大通りを直進。

モスバーガー奥、カレーハウスCoCo壱番屋向かいの石造りのビルの2F。
初めて行くときは遠く感じると思いますが、ココイチの黄色い看板が遠くからでも目立ちます。