中学受験1校目。肌寒い日でした。
面接があるのでお弁当を作りそれなりの服装を用意して、私は娘をパパに託しました。
「大丈夫!模試だと思って気楽にね。」
「ぜんぜん入試って感じがしない。ママも気を付けてね!」
そう言って娘はパパと試験会場に向かいました。
初めての受験です。ずっと2人でやってきたのです。
本当は会場で送り出してあげたかった。
しかし、私にはやるべきことがあったのです。
その日は1月に受験予定の埼玉の共学校の入試説明会の日。
なんとまあ、何でもかんでも重なること
この学校、11月のこの説明会で入試の出題範囲を教えてくれるありがたい学校なのです。
是が非でも話を聞いて来ねば。
そう思い私は娘を託して埼玉に向かったのです。
大丈夫。きっと受かってくる。
でも、もし落ちても大丈夫。
まだ本場のスタート前。立ち直る時間は十分あります。
長野のこの中学、対策としては過去問を1年分解きました。が、不安だった国語のみ3年分やりました。
そしてこの学校の国語の過去問が娘にとって長く苦しんだ「裏の意図を理解すること」
その突破口となったのです。