彼を知り己を知れば百戦あやうからず。

有名な孫子の言葉ですね。敵を知り、味方のことも知れば何度戦っても勝つことが出来るという意味だそうですが、我が娘、相手の凄さと自分の出来なさだけを実感して長野に戻って参りました。

 

春期講習が終わった後、娘と私の気持ちを盛り上げるため、行ってきましたよ、順番に。

桜蔭、女子学院、雙葉、栄東、渋幕、市川と巡ってきました。

駐禁に怯えながら2人でキャーキャー学校前で記念撮影です。

 

桜が舞う中、娘が言いました。

「2年後、来れるかなぁ。」

「どうだろうね。これからのがんばり次第じゃない?」

 

さて、長野に戻ってまた懲りずにおじいちゃん先生に相談しました。

「先生、娘ぜんぜん授業についていけなかったです。図形がヤバすぎます。どうしたらいいですか?」

「練習するしかないです。図形はある程度パターンが決まっているので、いろんな図形に触れるとそのうちわかってきます。補助線の引き方とか。」

 

そのうち。。。そのうち。。。そのうちとは一体いつなのか。

結局、私に出来ることは何もなく。

 

しかし、不思議なことに図形に関しては6年になる頃にはさほど苦手を感じなくなっていました。

5年で他の苦手が出てきたこともあったかも知れませんが。

 

子には子のペースがある。

親がそばで見ていることの弊害です。出来ないことを今の今すぐに何とかしたくなる。

子の理解を待つことが出来ないのです。

 

私自身に問題あり!

 

やっとそれに気づいたのでした。