皆さんも経験ありますか?うっかりミス。実は私もミス多しの人間です。
この親にしてこの子ありなのです
ネットで出会ったお兄さん、自分がケアレスミスに悩まされ受験に失敗した経験から徹底的にケアレスミスの研究をしたそうなのです。そしてその後の受験でミスをなくしたと。
まさに、娘にうってつけのアドバイザー私はさっそくメールを送ったのです。
そのお兄さんいわく、レシピを見ながら作る料理より頭の中にレシピが入っている料理を作るほうがミスなく作れるでしょ。と。
それから朝急いで準備して仕事に行くと、忘れません?普段はちゃんと出来ることが。
つまり余計なことに頭のリソースを割くからミスが出るのだと。
確かに、私も仕事に行く際、朝食作って風呂掃除して、洗濯干してパパに話しかけられてバタバタと家を出ると忘れるのです。家に携帯を。ゆっくり準備して、誰もいない時間に出るときは忘れないのに。
娘の頭の中でも同じことが起きている
計算が弱いのかと思い、計算練習をいっぱいやってもいっこうにミスは減らないのです。
誰だかわからないネット兄さんいわく、計算練習の問題じゃない。頭の中がとっ散らかってるんですよ。時間を気にしながら問題読んで、解法を考えながら計算してるから。
基本問題は見てすぐ解法をイメージし、いちいち考えずともスラスラ解けるようになるまで練習する。なるべく余計なことに頭を使わずに問題を解く。そうすればミスはなくなると。解法の丸暗記は危険だけれど、解法を覚えることも大事なのだと。塾の先生に相談すればすぐわかりますよ。と。
それが無理だから困っておるのです
しかし、なるほど。
SAPIXをはじめとする大手進学塾は大量の宿題を出し、解法を頭に叩き込ませ、スラスラ解けるようになるまで練習させるそうですが、そこには大きな意味があったのです。
まさにユリイカ
娘は圧倒的に練習不足。だって、算数は予習シリーズ4ページと最難関問題集4ページ、つまり塾を含めても1週間に8ページしか問題を解いていないのです。テストの基本問題も「この問題はええっと」とかおそらく考えながらやってる。。。
頭の中でこちゃこちゃ考えているから「解く」ことに集中できないのだろう。そう思ったわけです。
そこで娘に提案しました。
「ねぇねぇ、もうすぐ新5年生になるじゃない?5年生になったらもう少し勉強増やすのはどおかな?」
「えー!」
「算数だけだよ。テストで余裕を持って解けるように演習問題集でもうちょっと練習しない?演習問題集は予習シリーズの数値替えの問題とかもいっぱいあって、最難関問題集みたいに難しくはないって。」
「えー、まあいいけど。」
悪い点を取った後なんでね。意外と素直でした。
「全部完璧に出来なくてもいいから。どうせ今まで全くやってなかった問題集だし、出来る範囲でいいから。」
こうして新5年生の2月から算数の演習問題集が仲間入りしたのです。