女だから男だから、そんな概念が否定される時代ですが、女子は国語が得意。私はずっとそう思っておりました。

しかし、なぜこの選択肢!?という回答を娘はしばしば選んできたのです。

 

特に物語文ですね。

感性豊かな子、女子に多いと思うのですが、そういう子は文章を読んで何となく雰囲気で正解が選べます。国語は勉強しなくても点が取れるそういう女子も多々いますよね。ところが娘はそうはいきませんでした。

登場人物の気持ちを読み取ることができず、自分で勝手に想像し決めつけてしまうのです。

学校で女子の友達が少ない原因もここにある!?

 

女子なのに女子の気持ちがわからない。。。

そんな時はどうすればいいのか、そもそも国語の勉強って漢字と語彙以外に何すれば?

悩みに悩みましたよ、私が!

こんな時、皆さんならどうします?

そうです。ネット検索です!

 

中学受験 女子 国語 出来ない  と。

そうするといろんな記事がわんさか出てきました。大半が塾の宣伝なのですが、その中に発見したのです。素晴らしい参考書を。

 

 

井上秀和  『文章読解の鉄則』

 

 

ご存じの方もいると思いますが、この参考書、国語を論理的に解くという方法で個人の感性に頼らず答えを導く方法が載ってます。たくさんある算数の公式のように国語も徹底的に理論で解く。

 

これしかない、なんだかよくわからない娘の感性は当てには出来ない。そう思ったわけです。

しかし、読んだことある方ならお分かりかと思いますが、内容が難解。。。

この本を子どもにポンと渡してもおそらく意味不明です。

 

なので、親が読むのです。親が読んで内容をかみ砕き、子にわかりやすく説明するのです。

もう考えただけでうんざりです!

 

が、目指すは御三家、娘のヘッポコ国語をなんとか人並みにせねば。

萎える心を奮い立たせ、私は読み進めたのでした。