空前の中学受験ブームと言われる昨今、私たち母娘も全国難関中学対応という塾のキャッチフレーズに乗せられて入塾を決意。
2024年2月2日受験を終えました。
思い返せば初めて受けた四谷の週テスト。4年の第1回週テスト、算数はかけ算とわり算の文章題、国語は物語・小説で場面の単元でした。
算数はまずまず(?)←塾の先生がそう言いましたが!
国語は漢字が10問中1問しか書けませんでした。
テストを終えて帰ってきた娘が「全然知らない漢字が出た~。」と。
「何で?学校の漢字テストはちゃんと書けてるじゃん!」
「だって知らない漢字ばっかりで、1問だけ英語の『英』の字は何となくわかったけど、他は全然わかんなかった~。」
塾の室長先生には予習シリーズをやっていればいいです。テストは予習シリーズから出ますと言われて本当に予習シリーズのみをやっていた私たち。
漢字なんてどこにも書いてないよね?どういう事
室長先生に電話をしました。
「漢字が出て書けなかったみたいなんですけど、漢字ってどこから出るんですか?」
「う~ん、調べて折り返しまーす。」と。
へ先生も知らないの?
「ママ、これさぁ、あ行の漢字しか出てないよね?4年生の新しい漢字があいうえお順にあ行から出るんじゃないの?Z会のグレードアップ問題集買ってよ!あれはあいうえお順に漢字が載ってるんだよ~。」
入塾前の3年生まで私たちはZ会の市販の問題集で少し勉強しておりました。
「えー、いいけどせっかく四谷を始めたのに今更またZ会?あいうえお順に漢字が知りたいだけなら読売新聞の付録でもらった漢字一覧があるよ。」
そんな話を娘としているうちに室長先生から電話がかかってきました。
「お母さん、『漢字と言葉』という四谷のテキストが別にあって、それを買ってもらえれば漢字の対策ができます。僕も四谷のテストのことはよくわからないので、わからないことは調べます。調べるので言ってください!!」と。
予習シリーズをやってればいいって言ったやんけ!と思いつつ、先生の熱意は確かに伝わりましたが、それはそれは不安でした。
そもそも私は中学受験の経験などなく、普通に地方の公立中学出身です。首都圏の中学受験のことなどわかりません。
塾の先生もよくわかっていない模様。。。
手探りで進める中学受験、私以上に娘は誰も頼りにならないことをこの時悟ったことでしょう。
結局、娘と相談してテキスト増やすと大変そうだから読売新聞の付録を見て漢字は1週間に10個づつ覚えてテストを受けてみようということになりました。
ところが、四谷の『漢字と言葉』のテキスト、やったことある方ならご存じかと思いますが、すごく薄いテキストなのです。
私が毎週、腱鞘炎になりそうになりながら付録の漢字を手書きで書き写して娘が練習できるように準備する時間と手間を考えると絶対買ったほうがよかったと。
この時はまだ知る由もなく、5年の夏休みまでこの手書きの漢字練習を続けたのでした。