「じゃあヒロちゃんは今もどこかで…正義の味方をやってくれちゃってるんですね!!」
「ええ!やってくれちゃってると思います!」
同じ人を想い微笑む2人。貫いた思いは永遠にー
今回は2021年12月22日発売、サンデーFILE.1084「ミッちゃんのお家(ウチ)」の感想、考察を書きます。
今回は解決編でしたので、考察というよりは「前回の考察の答え合わせ」と感想をメインに書いていきます。
1. 推理の答え合わせ
2. 感想
1.推理の答え合わせ
○犯人とダイイングメッセージ
まず犯人は中田由水で的中していました。体と境界線でダイイングメッセージを残したというのも当たっていましたね。
唯一外したのが『日』という漢字の作り方ですね。腕時計とベルトの金具が外枠だったらしい…体の輪郭で表したのかな、と思ってたんですが、難しく考えすぎてたのかな…という感じです。
○犯人のアリバイ
リングライトとタオルとアタッシュケースで人影を作り、スマホの重みでカーテンを開けるというというトリックだったようです。
このトリックは分からなかった、というよりは元々読者に解かせる前提で作られたものではないような気がしますね。解かせる前提だったなら、FILE.1083の時にたとえば『カーテンに糸を取り付けた跡がついてる』みたいな描写を入れたでしょうし。
人影を作るだけなら、私がFILE.1083で書いた『布を人影の形に貼り付けた』と言うやり方もできると思いますし。
ただ、「カーテンを都合の良いタイミングよく開くトリック」が存在するはずだという所まで頭が回らなかったのは考察不足だったと思います。人影を作るトリックに目を奪われてそっちまで頭回りませんでしたね笑
○携帯2台持ちの意味
携帯2台持ちがしっかり活かされてたのも個人的には感動しました。FILE.1083の考察の際には『スマホが凶器だと見せ掛ける為だけの、単なるミスリード演出ではないか』と推理しましたけど、しっかり人影をタイミングよく出すトリックに利用されていたんですね!
○凶器の隠し場所
これもほぼ当たってましたね。FILE.1083の考察では、『写真ではお団子がない事』と『物携帯の拾い方の違和感』の2点を言及しました。
まず後者についてですが、前回の考察では下のように書きました。
凶器がお団子の中にあるのだとして、もう一度じっくり読み直すと、もう1つ中田由水の行動に違和感が生まれます。
それは『小五郎が落としたスマホをしゃがんで拾った事』です。普通、物を拾う時って、膝は曲げないで、前かがみになって拾いませんか?コナンの頭を撫で撫でした時も、膝を屈めていました。
これは、お団子ヘアーの中に重いものを入れていて、前屈みになると重みでお団子が垂れ下がってしまうのを恐れた、のではないでしょうか。
この推理が合ってるとすれば、小五郎がスマホを落としてしまったというシーンにもしっかり意味があった事になりますよね。逆に、小五郎がスマホを落とすシーンが何のヒントにもならないのなら、こんなシーンを数コマ入れる必要がありませんし…
コナンに頭を撫で撫でした時の事は言及されていまぜでしたが、まあほぼ当たってると見ていいでしょう。
前者について、FILE.1083の考察では、『写真でお団子がない事』に着目しましたが、どうやら着目すべきは髪の長さの方だったようです。
『中田由水の頭にあるサイズのお団子を作るには腰までの長さぐらいの髪の量が必要。なのに、1週間前の写真での髪は肩までの長さしかない。つまりお団子の中身は髪の毛ではなく凶器。』と推理するのが正解みたいですが…
何せ私はお団子ヘアをした事がないし(笑)、お団子ヘアにしている方を見た事もないもので…そんなに髪の毛がいるというのを知らなかったですね。お団子ヘアをしている女性を知らない、というより、お団子ヘアにできるぐらいまで髪を伸ばしている女性がほとんどいない、とするのがもはや正しいのかも笑
○犯行の動機
案の定、弓場千津さん絡みで、しっかり犯人が語ってくれましたね。この辺ちょっとややこしいので時系列順に並べてみます。
1. 弓場千津と千津の母親が乗った車が、ガードレールを突き破って転落しそうになる。
2. 中田由水、星川鏡子、花山泉太、月島一貴がたまたま通りかかる。
3. 警察に通報し、弓場千津を車から助け出す。
4. 中田由水が弓場千津を自分達の車まで運ぶ。
5. その間に、月島が「救急隊が来るまで千津の母親を救出しないこと」を提案。(救急隊が来た瞬間に救い出した方が奇跡の脱出劇がアピールできるから)
6. 救急隊が到着する前に車が転落し、母親は車ごと転落し、亡くなる。
ややこしいですが、
1. 弓場千津さんと中田由水は月島がこの最悪な提案をした時には、中田達が乗っていた車に移動しているため、この提案の事をこの時は聞いていなかった
2. 「奇跡の脱出劇」として話題になった動画では、4.と
て5.のシーンがカットされていて、千津を車から脱出させた直後に車が落ちたように見える
この2点がポイントですね。そして、時は巡り1週間前…
6. 千津の誕生日の日、千津が月島のパソコンを見て、カットされていたシーンを見る。(月島の最悪な提案により母親が実質殺されたという事を知る。)
7. 千津はその動画を録画。そしてそれを中田にも送る。
8. 戻って来た月島と口論になり、千津は階段で転落。意識不明に。
9. 中田は千津から送られて来たその動画をネタに月島を現場へ呼び出し殺害。
恐らくこの流れで合っているかと思います。
私の感想としては、殺されて当然というレベルに最悪最低な事していると思いますね。しかも腹立たしいポイントがいくつもあります。
◆動画再生数を稼ぐために千津の母親を見殺しにした
◆千津の母親を殺しておいて、その動画を平気で投稿し、再生数を稼いだ
◆千津の母親を殺しておいて、その事を千津に黙ったまま、千津と約5年間交友関係を続けた
◆千津の母親を殺しておいて、動画配信を懲りずに続ける
◆千津の母親の殺害だけでなく、千津までも階段から転落させ重傷を負わせる
そして、何より千津さんが可哀想すぎます。自分の母親が友人だと思っていた人達に殺された、という真実ももちろんですが、それを自身の誕生日に知ったというのが本当につらいですね。
これは前回にも書いた事ですが、今回の話は『本当に大切な物は何か、見失わないで生きよう!』というメッセージ性が込められた話だと思います。
動画配信で再生数を稼ぐ事に取り憑かれずに、千津さんの母親をすぐに助け出していれば殺される事もなかったわけですしね。
動画配信で再生数稼ぐ事より、人の命救う事の方が大事!こんな事は幼稚園児でもわかる事なはずなんですけどね…どうしてそれを見失ってしまうのか…まさに『目の前の物に取り憑かれて大切な物を見失ってしまった人の哀れな末路』という表現にふさわしいでしょう。
2. 感想
エピソード全体の感想を書きたいと思います。FILE.1082の考察の時にも書きましたが、連載が始まる前は正直長野組と山村はそもそも会話成立しないんじゃないかって不安すらありました笑
ですが、1082だけでなくエピソード全体を見ても、それぞれのキャラの性質を殺さないで、非常に自然な流れで解決編に向かっていった印象です。
FILE.1083ではそれぞれが自分の県の料理を推す所もよかったですし、そこから小五郎が試食→そして、遺体のポーズが発覚、という流れもとても自然でした。
FILE.1084では特に高明「くれちゃってると思います…」が、一番グッときましたね。高明とミサオちゃんなんて正直、一番会話成り立たそうなキャラなのに、高明が山村の口調を引用するなんて…!何か景光を通して2人がわかり合ってるんだな、というのをしみじみ感じました。
コナンって謎解き&ラブコメだけじゃなくて、こういうプラスαがあるのがいいですよね!笑
あと、個人的に気になったのは上原由衣の髪型ですね。大和が上原に髪型変えたらどうか?って勧めるなんてらしくないというかね…笑。敢助も由衣の事を女性として見てる、っていうのがしっかり描かれたわけなので、2人のゴールインも近いのかもしれませんね。
最後、シリーズが解決したのでサンデータイトルとしてアニメタイトルを考えてみました。
サンデータイトルは『県境の殺人事件』とかですかねー。アニメタイトルは「線(ライン)上の謎解き」がいいかと思いました。最初は『謎解き』じゃなくて『遺言』か『伝言』が思いついたんですけど、ダイイングメッセージ残した事がネタバレになっちゃいますし、『遺言』は前回の伊達編のアニメタイトルに使っちゃいましたので笑
今回のブログは以上となります。読んで頂きありがとうございました!