「あの管理官ノリノリやんけ…」
「だな…」
今回は2022年3月2日発売サンデーFILE.1088「甘い罠」に関して考察します。
1. 密室トリックについて
2. 動機について
3. 黒田について
1. 密室トリックについて
◯ピザについて
わざわざ出して来ている辺り、何かしら事件を解く鍵になっていると思われます。まず考えられるのがピザもしくはピザの箱そのものが密室トリックに使われたパターンです。
ピザについては
軽尾「ただの験担ぎですよ…」
木俣「前に新作の舞台の打ち合わせでピザ食べたら…その舞台が大当たりしてよォ!」
稲場「それ以来、最初の打ち合わせはずっとピザです…」
と語られており、犯人はあらかじめピザが来ることを予期できたと考えられます。
となると、ピザをトリックに使用した可能性はあり得そうなのですが、もしピザをトリックに使ったのなら、密室となった現場にピザが置かれているはず…しかし、実際にはピザは3枚とも箱に入った状態で、打ち合わせの部屋に置かれていましたから、この可能性は低いのかなと思います。
この他に意味があるとすれば、ピザの形状などがトリックを解く時のヒントになる可能性でしょうか…でも現段階では何も思い付かないですね…もしかしたら、FILE.1089でコナンがピザを見てトリックに気づくみたいな描写があるかもしれませんね。
◯睡眠薬について
睡眠薬についても容疑者3人は知っていたようなので、たとえば寝ている被害者に毒を飲ませるというような事も簡単にできそうです。
被害者が寝た後、容疑者3人が打ち合わせの場から席を立ったという事は描かれてませんが、さすがに現場に行かないで殺害&密室現場の作成はできないでしょうから、FILE.1089では『容疑者3人は打ち合わせ中1回ずつトイレに立った』みたいな描写が出てくるのでは、と思います。
◯飴玉について
被害者は初登場してからずっと棒状の飴玉をチュパチュパやってます。さらに、密室となった部屋の机にも棒状の飴がたくさん乗っていました。従って、密室トリック作成に利用された可能性は高いのかな、と考えています。しかし、今の段階では何のアイデアも思い付きませんね…
2. 動機について
行田仁香という人物が動機に絡んでいるのは間違いないなさそうですよね。この人物が亡くなったショックで眠れなくなったのではないか?という風な事も描かれていましたから、『演出家の株本が女優の行田に対し無理な演出を強制し、それに悩んで行田が自殺。犯人は行田と付き合っておりその復讐をした』とかでしょうか。
あるいは、株本が行田を自殺に見せ掛けて殺害し、犯人はそれと全く同じトリックで株本を殺害した、というパターンも考えられますね。
それ以外のパターンだと、行田も株本も同一犯に殺害されたパターンでしょうか。
この3パターンのどれかだと思いますが、どのパターンにせよ『行田の時と現場が酷似している』事の説明はつきますから、現段階ではどのパターンが正解なのか推理するのは不可能だと思います。
3. 黒田について
「丁度、京都に来る用があったのでご隠居にも挨拶をと大岡家に立ち寄っただけだったのですが…お嬢様にぜひ打ち合わせに顔を出して欲しいと懇願されまして…」というセリフがありました。
◯「京都に来る用」とは?
まず、気になるのが「京都に来る用」とは何だったのか。私が気になったのは「ご隠居に"も"挨拶をと…」と言っている事です。これは「A氏に会うついでに、ご隠居にも挨拶を」という意味ではないでしょうか。
では、このAとは誰か…まずこの"ご隠居"が誰なのかですが、『ご隠居にも挨拶をと大岡家に~』と言ってますので、大岡紅葉の両親だと思います。となると、Aは大岡紅葉の両親と親しい人という事になります。
ここで、大岡家と羽田家がどちらも資産家でつながりがある可能性を踏まえれば、Aとは羽田家の両親、すなわち羽田浩司の両親ではないでしょうか。
つまり、黒田は京都にいる羽田浩司の両親に会うために京都に行ったのだと考えます。羽田家が京都にあるとは作中で描かれてませんが、羽田家と大岡家がどちらも京都にあるのなら、両親同士が親しいのも納得がいきます。
ではなぜ、黒田は羽田浩司の両親に会う必要があったのか。これは難しい問いなんですが、1つ考えられるのは、若狭留美の情報を得るためとかでしょうか…
過去に考察したように、若狭は羽田と恋人(に近い関係)にあったと思われますので、羽田の両親なら若狭の事を知っている可能性が高いです。
あるいは単純に羽田浩司殺害事件について新たにわかった事を両親に報告しに行ったのかもしれません。たとえば「羽田浩司を殺害したRUMの素性を掴んだ事、これから大事になる事」を伝えに行った可能性があると思います。
◯黒田兵衛の正体
もう1つ注目すべきは大岡紅葉が自ら黒田に打ち合わせの同席を頼んだという事です。これは大岡紅葉が黒田兵衛の事を以前なら知っていた事を意味していると考えていいと思います。黒田兵衛の見た目は初対面の人が物怖じしてしまうような怖い顔という設定であり、いくら警察官の意見が欲しいとしても、初対面ではなかなか同席を頼みにくいと思います。
となると、紅葉は黒田と以前から知り合いで、「見た目は怖いが、信頼できるいい人」だと心を許しているのだと思います。
大岡家の両親だけでなく娘とも親しいとなると、黒田は羽田浩司のボディーガードをしていた可能性が高くなったと思います。
私は黒田はインターポールとして、羽田浩司殺害事件の際FBI,CIAに現地協力していたと考えていましたが、ボディーガード説の方が有力になったのかなという印象ですね。
恐らく今シリーズの最後に何らかの情報が明かされる思いますので期待して待ちたいと思います。
【追記】
98巻「大岡紅葉の挑戦状」で羽田家は東京にある事が描かれていました。従って、羽田家の両親に会うために京都に行ったという考察は矛盾してしまっています。
ただやはり私的にはどうしても、「ご隠居に"も"挨拶を~」という言い回しは、「"誰か"に会うついでに、その"誰か"の知り合いであるご隠居にも会う」というニュアンスに思えます。なので、この路線は変えないで考えてみました。
その結果、(少々強引な気もしないでもないですが)、この誰かとは「亡くなった羽田浩司」ではないかという結論に至りました。つまり、羽田浩司のお墓が京都にあって、黒田は羽田浩司のお墓参りをするために京都に来たんじゃないでしょうか。
この仮定の元、色々妄想膨らませると結構おもろいです笑
まず、わざわざ京都まで墓参りに行くという事は黒田にとってそれだけ羽田は大きな存在という事。黒田が羽田のボディガードをしていたとすれば、羽田を守りきれなかった事は黒田にとっては人生の中で最も大きな失敗の1つとなっているはず。
黒田はその贖罪として、わざわざ京都まで羽田浩司の墓参りに訪れたのではないでしょうか。つまり、黒田が羽田浩司のボディーガードをしていた説を後押しする根拠になり得るんです!
もう1つ、今シリーズの終わり方について面白い予想ができます。ズバリそれは、黒田兵衛の墓参りシーンで終わるのではないでしょうか!
これについて具体的に言及する前にまず、コナンという作品ではどういう感じで1エピソードが終わるか、というのを振り返りますと……
具体例1)毛利小五郎のニセモノ
眠りの小五郎の推理ショーの後、翌朝に切り替わって車で葵家旅館を出るシーンで終了。
具体例2)犯人は元太の父ちゃん
小嶋元次により犯人自白の後、帰路につく元次一向のシーンに変わって終了。
具体例3)意外な結果の恋愛小説
世良とコナンの推理で火浦を逮捕。その後、ホテルを後にする一向+世良とメアリーの会話に変わって終了。
とまあこんな感じで、パッとシーンが変わって終わるんですよね。となると、今回のエピソードも当然この終わり方になるはずです。つまり、服部+コナン(+黒田+小五郎(戦力にならなそうだが笑))で犯人を名指しした後に、シーンが切り替わって終わるはず…
というわけで推理ショーの後、場面が切り替わり、最後に「黒田の墓参りシーン」で終わるのはかなりあり得るんじゃないでしょうか。
その墓参りする黒田の回想から情報が出てくるみたいな……さらに、ここに若狭の姿があったりしたら大興奮ですね笑。若狭にとって羽田が大切な人物である事も同時に描写されるという神展開です笑(かなり「命を賭けた恋愛中継」に酷似してますけどw)
っとまあ、この墓参り説は想像膨らまるとめっちゃおもろいです~
今回の考察は以上です。読んで頂きありがとうございました。Twitterもやってます→https://twitter.com/LifewithBzConan