「キャンプ以前にも会った気がするんですが…しかもどこかのチェスの会場で…思い違いでしょうか?」
今回はサンデーFILE1103「白黒(モノクロ)の序盤(オープニング)」について感想・考察を書きます。ついに連載再開、しかも羽田浩司殺害事件の真相が明かされる長編という事で、非常に楽しみです。でも、休載長すぎました笑
予想通り、殺人事件を描きながら回想で過去を描いていく通称「裏切りのステージ」スタイルでしたね。殺人事件についての考察とRUM関連の考察の2つに大別して書こうと思います。
1. 殺人事件について
2. RUM関連について
3. その他
1. 殺人事件について
登場モブは
城井来海(31)→『ルーク』の駒のネックレスを付けている
大河原欽治(37)→底に『キング』のKが入ったグラスを持っている
岸谷直人(32)→『ナイト』の駒の顔の向きを自分に向ける
木崎邦和(34)→ジンクスなし。頭脳で勝負する
佐宗涼一郎(故?)→アメージンググレイスをスマホの着メロにしていた
被害者は岸谷直人。トイレでボーガンを複数発撃たれて死亡した模様です。(てっきり木崎が殺されるのかと…笑)
○動機
佐宗さん絡みでしょう。佐宗さんについてはあまり言及されていませんが、
・「スマホの着メロをアメージンググレイスにしていて、その曲に足をすくわれた」
・「アレで勝てなくなるとは…」
・「その話は止めてくれます?その後、彼がどうなったか知ってるでしょ?」
というセリフと、その左ページの
・コナン「試合中は音や声を出しちゃいけないし…だからスマホなんか鳴らしたらそこで…反則負け…」
というセリフも含めると、『チェスの試合中あと一歩で勝てるという時にアメージング・グレイスが流れてしまい失格に…それがトラウマになり試合で勝てなくなり自殺してしまった』みたいな感じっぽいですね。
ただこの場合、本人の不注意が原因なのでなぜそれが岸谷殺害につながるのか謎ですね…考えられるストーリーとしては例えば、『岸本が佐宗の試合相手で、負けそうになったから佐宗の携帯が鳴るように仕向けた』とかですね。単純すぎますが…笑
○犯行手順
犯行手順を考えてみます。岸本はトイレでスマホを見て
「誰だよ!?こんなメールよこしたのは!?」
と言っている事と、『トイレ清掃中』の看板が違っているという描写から、犯人は岸本をメールでトイレに呼び出し、『トイレ清掃中』の看板で人払いしてボウガンで殺害したという流れで間違いなさそうです。25巻「よみがえる死の伝言」にかなり似てますね。
岸谷のトイレシーンの後に、容疑者3人が合流するシーンとなっていて、チェスの試合をしていた城井と大河原はそれまで一緒にいたはずなので、木崎が最も犯行をしやすいかもしれません…が、試合の最中でもトイレに行ってくると言えば抜けれると思うので、3人共犯行は可能かなと…
○試合中に流れたアメージング・グレイス
カーテンの裏に置かれていたという隠すような置き方からも、犯人がチェスの試合中に流すように仕掛けたのだと思いますが、意図が読めませんねえ…
可能性としては、トイレに呼び出すための仕掛けというのが一番それっぽいかなとは思います。犯人が佐宗の亡霊を名乗って、「君に復讐するためにあの世から舞い戻りアメージング・グレイスを流した」みたいなメールを送り、トイレに呼び出したみたいな筋書きです。
一番犯人っぽいのは個人的に、大河原欽治ですね。これは推理じゃなくて(笑)、ボウガンで狙われたのに手の傷だけで済んでるからです。コナンという作品においては特に、狙われたのに死なずに済んでいる人はほぼ犯人です。旗本一郎、鯨井定雄、犬伏知晃 ect…例外は藤沢俊明ぐらいですww
考察ブログのくせに非論理的すぎるだろって突っ込まれそうですが、このように考えると自販機の横についたボウガンの矢の意図が理解できます。↓
ボーガンの矢はあらかじめ大河原が撃ち込んでいたもの。3人で自販機の前にいる時にスマホからドスッという音を流し、警察の事情聴取時に「あのドスッという音はボーガンが撃たれた時の音で、近くに犯人がいて僕達を狙って撃ったんだ!」と証言する。
1人控室に戻った大河原は何らかの仕掛けでボウガンで自分が狙われたように見せかける。すると、さっきの犯人が控室に戻った大河原を狙い、その足で岸谷を殺しに行ったように思わせられる。
単純に自分は狙われた身だ!と被害者面できて犯人候補から外れやすくなる効果もあります。実際、矢が撃たれていた位置は自販機の横の目立ちにくい場所で、容疑者3人もその矢の存在に気づいていません。つまり、ボウガンを予め撃っておいても気づかれないでしょう。
そもそも矢は大河原の右側から飛んで来てるのに、右手でグラスを持ってた大河原がケガしてるのは手の甲ではなく手の平なのも違和感ありますし…
大河原の自作自演なのだとすれば、離れた所からドアを開けてさらに矢が撃ち込まれたように見えるトリックを推理するのが今回の事件の肝なのかもしれません。
○ナイトのキーホルダー
白鳥がナイトのキーホルダーを落とした場所が、岸谷の殺されたトイレというのは意味深な設定に見えます。このキーホルダーが犯人を推理する鍵になったり、あるいは決定的な証拠になったりしそうな気がします。次回以降注視しておこうと思います。
○登場人物達のジンクス
今回登場するモブは木崎を除いて勝利のジンクスを持っています。(佐宗さんのアメージング・グレイス含め)
また、羽田浩司が肌身離さず持っていた角の駒も、「初めて師匠に勝った時の駒」だと過去に説明されていて、これも験担ぎと言えます。
となると、今回の事件は験担ぎがテーマになってるかもしれないな、と感じました。
○ダイイングメッセージはあるのか?
TwitterのTL見てますと、岸谷の右足下にある雑誌のヨンデーがダイイングメッセージなんじゃないか、という意見がありました。私的にはなるほどなーと思いつつ、にしては雑誌に血が付いてないのが気になりました。撃たれた時に手に持ってた事でしょうか…
ダイイングメッセージを残しているのだとすれば、ヨンデーの雑誌とその横に落ちている白鳥のキーホルダーの2つでセットのダイイングメッセージになってるのかもしれませんね。
2. RUM候補3人について
羽田浩司殺害事件の考察は、赤井務武含め過去に長々と(笑)書いたので今更考察する事は正直ありませんが…
とりあえず、FILE1103で描かれたRUM関連の描写を順番に見ていきます。
◆扉絵のRUM
→いきなりRUMが羽田の遺体を見ているシーンから入るとは…笑 直接的な描写ではないものの、これはRUMが羽田を殺したのは確定な気がします。モノクルには意味があるのか???
◆チェスが好きな黒田
→紅茶党だったり、脚本にノリノリでアドバイスしたり…この人色々見た目とギャップありすぎ笑
◆「キャンプ以前にも会った気がするんですが…~」
→まず感想から…17年前の若狭がかわいいなーと…笑 黒田さんの方は佐藤正義にそっくりですね。アマンダさんはやっとまともに描かれましたね…w この人結構重要人物だと考察しているんですけども、意味不明なくらい描写されて来なかった人です。
この若狭と黒田のやり取りですが、個人的に気になるポイントがいくつかあります。
①若狭=浅香が唐突に確定
これまでの数々の描写から、若狭=浅香はほぼ確定なのではないか?と言われて来ましたが、ここで確定となりました。予想していたよりもいきなり確定させてくるなーと思いました。
②黒田と若狭はそこまで面識があるわけではない
93巻の描写から、若狭は黒田に憎悪に近い感情を持っていると考えられます。この事から、17年前はそれなりに面識があった(両者の存在を明確に把握、あるいは会話もした事がある程度)と私は考えていたんですが、予想外に2人に面識はなかったみたいですね。
黒田と若狭は共に倒れている羽田を回想しており、両者共に羽田殺害の現場にいたはずです。それなのに、ここまで互いに面識がないのはとても違和感があります。さらに、黒田が羽田のボディーガードだったとすれば、浅香がボディーガードをしていたアマンダと親しい羽田のボディーガードと面識がないのは尚更変に感じます。
③黒田と若狭が出会った場所がチェスの会場
この回想の出来事が、アマンダが殺害された日なのだとすれば、出会った場所はJUKEホテルになるはずで、チェスの会場ではありません。従って、この回想は羽田事件が起こるよりも数日~数年前の出来事と考えるのが自然です。
しかしそうなると、なぜ黒田と浅香がチェス大会で出会う事になるのかが疑問です。私が思うに、恐らくこの黒田は羽田のボディーガードとしてこのチェス大会の会場に来ていたのではないでしょうか。そして、アマンダはその羽田のチェスの観戦のために会場に来ていた…こう考えると、「黒田と若狭にはそこまで面識がないのに、チェス大会で出くわした理由」が説明つきますね。
3. おまけ
~FILEタイトルについて語ります笑~
白黒(モノクロ)の序盤(オープニング)という久しぶりにオシャレなのが来ましたね。私はFILEタイトルめちゃめちゃ見る派なので、ここだけでも興奮しました。特に最近のは、「適当すぎんか(笑)」っていうのが続いてましたので…笑
既にあつ森コメントで今回の話がFILE数7つの長編であると明かされていますが全て「白黒(モノクロ)の~」で統一されるんでしょうか?実際に、ミストレは「ミステリートレイン(○○)」で統一されてたのであり得なくはなさそうです。
ただ個人的には7つ連続で「白黒(モノクロ)の~」はダサイというか、しつこい気がするのでないかなと笑 どちらにしてもチェス用語が入ったオシャレなタイトルが続くとは思います。センスないながら考えてみました↓笑
FILE.1 白黒(モノクロ)の序盤(オープニング)
FILE.2 黒の中盤(ミドルフィールド)
FILE.3 白の終盤(エンディング)
FILE.4 黒鉄の使者(バッテリー)
FILE.5 信頼の駒(ビショップ)
FILE.6 現れた新駒(ストロングピース)
FILE.7 復讐の決意(チェックメイト)
同じくあつ森情報から3+4の7話らしいので、FILE3つ目までで回想ありつつ事件が解決し、4つ目以降は全部回想とかになるんですかね?殺人事件単体は、3つに収まりそうな感じなので…
FILE1103の感想・考察はこんな所です。FILE1104が待ち遠しいです笑
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