風に流されて… -35ページ目

風に流されて…

秋風に遊ぶトンボのように…、そして春風に舞う桜のように…

片山津ICで立ちゴケしたT君。

買ったばかりの重量車をかばって、

かばいきれずに下敷きになってしまったT君の左足。



しばらくタバコを吸いながら休んでおりましたが、

痛みはいっこうに治まる気配はないらしく…。



「救急車は勘弁」というT君の言葉に従い、

タクシーを呼び、病院へ…。


操舵者の居ないバイクはもはや大きな荷物でございました。


インター近くのSSに預かってもらい、

積車で迎えにくるので…、と。



タクシーの手配をしてくれたのも

此処のSSでございました。


ご親切に、本当にありがとうございました。



小生たちもタクシーを追いかけるようにして病院へ…。


事前に診察してくれるって、確認していたはずなのに、

「担当医が居ない」とのこと…???



どういうことなんだ?



T君は、迎えにくる積車に乗ってこのまま帰る…。

と、言いだした。


帰って近くの病院で診てもらったら、

小指を骨折していたらしい。


今更ながら…、

かわいそうに…。


しかし、T君。

バイクはもともと自立できないんでございます。


停めるときには、スタンドをしっかり出して、

三点で支えないと…。


慣れた心の隙間に油断が…。




今年初めてのツーリングに行ってまいりました。


行き先は、和倉温泉でございます。




友人の…、

N君、H君、T君、そしてK君たち5人で行ってまいりました。



5月20日の朝、

8時半に合流いたしまして、

名神高速道を…。


北へ北へと突き進み、

片山津ICをおりた後…。


千里浜渚ドライブウェイを走り抜け、

和倉温泉で、大宴会をやらかすつもりでございました。




ただ一人、N君は…。


「千里浜を走ればバイクが錆びる。」

と、宣いまして、


片山津ICでは降りずに、

金沢まで走ったあと、「ヤセの断崖」へ向けて突っ走っていきました。



「世をはかなんで飛び込み」なんてことにはならんとは思いますが…




高速道路で散り散りになったメンバーは、

片山津ICで合流することにしておりました。


もちろん、片山津ICへの一番乗りは小生でございます。


少し待って、H君、そしてK君が続き、しばらくしてT君がやってきたのでございます。



実を言いますと、このT君。

ついこの間までは、ホンダの400ccに乗っていたんでありますが…。


一念発起いたしまして、限定解除。

そして今月に入って納車されたKAWASAKI ZZR 1400に乗り換えたところでございました。



そうした経緯がございましたので、

かくいう企画者の小生としては、

若干の心配をしてございました。


しかし、それほどの遅れもなく、

片山津ICの料金所に現れたときは、

ホッとしたものでございます。



ここで事件が起きてしまったのでございます。


先着した小生たちは、

料金所を出た先の広いスペースで

タバコをくゆらせながらT君を待っていたのでございますが、


到着したT君も小生たちのそばへバイクを停め、

休憩しようとしたところ…




スタンドを出し忘れ…

そのまま…

立・ち・ゴ・ケ…



買い立てのバイクで…、

なに大ボケかましとんねん…



ところが、ことは大きく発展し、

バイクに乗られたT君の左足は腫れて動かないと…。







GWが終わった後の休日でございました。



天気も良く、衣替えの時期に来たと思って…。



箪笥に入っていた冬物を眺めながら、

倉庫に収めてある「夏物」を引き上げにいきました。



ところが、倉庫は思った以上に雑然としており、

なんとなく、こちらの方から整理しなければいけない…。



そんな気になりまして、倉庫を片づけ始めたのでございます。




いくら片づけてもなかなか収まりがつきません。


ふと、倉庫の廻りを見てみますと、

雨ざらしの棚が、水を吸ったのでしょう、

ブクブクに膨らんで、腐っておったのでございます。




すごく気になりまして…、


家にあり合わせの材料を使って修理し始めてしましました。




横着にもペンキも防腐剤も塗らずに放置していたことを後悔しながら…、

不思議と楽しい気持ちで日曜大工に取り組んだのでございます。



腐った棚板を取り外し、

腐りかけていた枠組みも修復し、


どうにかこうにか組み直しは完了いたしました。


同じ過ちは繰り返さないように…、

丹念にペンキも塗りました。



残り物の波板がありましたので、


一カ所は、屋根まで付けたのでございます。



風に流されて…


どうにか、腐って崩れかけた三カ所の棚板の修復が終わった頃には、

薄暗くなってしまい、

どうやら「衣替え」は、次の機会に譲らざるを得なくなってしまったのでございます。



ま、そんなに急いで「衣替え」をしなくても

まだまだ世間並みか、と考え、

本日も暮れていったのでございます。



小生の休日って…、

「こんなものかな?」

って、自己嫌悪に落ちそうでございます。



つくづく「余暇の使い方」の下手な人間でございます。