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風に流されて…

秋風に遊ぶトンボのように…、そして春風に舞う桜のように…

今日は、

ビデオ三昧の1日でございました。


年末から録りためたビデオを

布団の中で、

パジャマから着替えもせずに、


好きな日本酒を飲みながら…、

飯を食うのも忘れて、



ズーッとTVにかじりついておりました。


夜の九時頃になって

ようやく起き出して、



昨夜の鍋料理の残りに、

ご飯を叩き込み、

おじやを作って食べたのでございます。



そして…、

ふと気がついたかのように、



DTのヘッドライトの交換に取りかかったのでございます。



真っ暗な中、

防犯ライトの灯りを頼りに、

ボックスレンチをひっさげて、

作業に取りかかりました。



先日来の雪が、

まだ所々に残り、

吹きすさぶ風が、寒うございました。



雪でキンキンに冷やされた風を、

もろに受けながらの作業となってしまいました。



昼間の暖かいうちに、

陽の明るいうちに

やっておけば良かった、と思いながら、

手はかじかみ、

鼻水が垂れてまいります。


ライトカウルを外し、

ヘッドライトを抜き取り、

新しいヘッドライトを組み込むだけの作業ですが、


寒さのため、思うように作業ははかどりません。



風に流されて…



風に流されて…

CIBIEのヘッドライトで

ブルーバルブを装着しておりました。

ガラス製のレンズで、どっしりと重みもあって、

好みの一品でございました。



風に流されて…

KOITOのヘッドライトでございます。

プラスチック製のレンズで、

安っぽく見えるんでございますが…。


風に流されて…


無事に点灯もいたしました。

光量もさほど上がってはおりませんが、

以前に比べると、

若干明るく感じ、

夜道を不安なく走れそうな気がいたして居るんでございます。


今夜は、酒が入っているので、

試運転は、明日の夜にすることとします。


と、言うよりも寒くてたまりません。

1984年式のDT200R。


正式名称「37F」




四国のお遍路に駆け回った37f!



ヘルメットホルダーがつぶれ、

シートも破れた後をつぎあてて…、


ヘッドライトスイッチがつぶれたときも

アッセンブリーで交換せず、

ライトカウルに市販スイッチを取り付けて

急場をしのいでまいりました。



スピードメーターもひび割れ、

雨の日には内側から曇って

見えなくなってしまいます。



山道で転倒させて、

ウインカーも破損しておりましたが、

アームに釘を埋め込み、

ビニルテープでぐるぐる巻いて

補修しておったんでございます。



それでも手放せず、

大切に、大切に…、

乗ってまいりました。



昨年末から中古のパーツを

買い求めて、

少しづつ組み替えてまいりました。



風に流されて…


以前のシートは、もともと青色だったんですが、
薄汚れており、

解れや破れが目立っていましたので、

つぎあてをして、黒く吹き付けてあったんでございます。

風に流されて…

いまではこのとおり。

比較的美しい出物のシートがあったんでございます。

フレームが青なんですが、

青いシートにはいい出物がなかったんでございます。



風に流されて…

ヘッドライトスイッチも交換いたしました。

メーターも…。

積算距離計は、おかげで少し少ない距離を示しております。



風に流されて…

ヘルメットホルダーも備わりました。

ウインカーもこの機会に4本とも取り替えました。



風に流されて…

いまは、ヘッドライトも調達をすませましたので、

近々、取り替えるつもりでございます。


少々残念に思いますのは、

いま愛用しているヘッドライトは、

CIBIEですが、

これがKOITOに変わるんでございます。


しかたございません。

CIBIEは、もう古くなって、

反射鏡面が曇ってしまい、

光度が充分に出ず、夜道に不安が感じられるからでございます。


もう少し暖かくなれば、林道ツーリングに出かけてゆこうと思っています。


そのときはまた、「バイク日記」が書けそうでございます。



4日の晩…。


お通夜で大変なことが起こりました。




お通夜は、午後7時から執り行われる予定でございました。




小生は…、


ガキの頃から親しんでおりました伯父のことですから、

ずいぶんと早い時間から

式場となるホールに到着しておりました。


まだ、式場には、

遺族の面々は到着しておりません。



係の人と雑談をしながら…、


ふと、気づきました。



喪服や夜伽の着替えは準備してきたのに…。


靴が見あたりません。


「しまった。」


家に取りに戻れば小一時間はかかります。

往復で約2時間。



「またか…。」


そう思ったのでございます。


ずいぶんと昔のことでございますが、

今回亡くなった伯父の息子の嫁の葬儀に島根県まで赴いたとき、

黒い靴下を忘れてしまったことがありました。


母方のいとこの婚礼に神戸へ行ったときには、

白いカッターシャツを持っていくことを忘れました。



いつも何かが足りません。


今までと同様に、

近くのお店へ革靴を買いに行ったのでございます。



買い求めて会場へ戻ってみると、

はたして遺族は到着していました。


通夜と告別式の打ち合わせをし、

「弔辞」のことを再度告げられました。


段取りは頭の中に出来ていたので、

平然と聞いて居ったのでございますが…、


「手紙にしたためるように。」

と、言われ、一瞬慌ててしまいました。


そんな準備までは出来ておりません。


用紙は準備してくれていました。



そうなんです。

「弔辞」は、読み上げるものだったんでございます。


祭壇に向かって読み上げた後、

しめやかに霊前に供えるものだったんでございます。



迂闊でございました。



まっ、「弔辞」を読み上げる出番までは、

時間がたっぷりございます。



「なんとかなる。」と…。



お通夜の開式まで、まだ2時間あまり余裕もございます。

まして、「弔辞」は告別式の明日のことですから。



そうこうしているうちに、控え室の方の雰囲気がどうもおかしいんでございます。


本日の喪主を務める伯母が、

横たわっておりました。



故人の看病疲れで横になっているにしては、

空気がざわついておりました。



どうやら、畳に足を滑らせて転んだようでございます。



80歳を超える高齢者なので、

足腰も弱っていてもおかしくありません。



どうも痛みがなかなか引かないようでございます。



式場が、気を利かせて救急車を手配してくれました。


葬儀の式場に、救急車が…。

初めての経験でございます。

知らぬ通りすがりの人たちには、

どのように映ったんでございましょう。


病院に搬送された結果、

大腿骨骨折。


高齢だけに、骨密度も薄く、大怪我になってしまいました。



普通なら、息子がいれば喪主を務めるはずでございますが…。


息子は居るには居るんですが、

養子に出ており、苗字が違っております。


そのことに配慮して、形の上の喪主を母親にして、

式を進めようとしていたんでございます。



怪我をした伯母も気がかりになりますが、

通夜式と告別式を滞りなく進めてゆかねばなりません。


養子に出た息子を喪主代行として

式を進めてゆくことになりました。


いとこにしても、

こんなイレギュラーが待ちかまえているとは思っても居なかったことでしょう。



アクシデントと段取り変更はいくつかあったものの、

どうにかこうにかお通夜と葬送の儀は、

二日にわたって、しめやかに執り行われ、

無事に幕を閉じるに至りました。


もちろん、小生の「弔辞」も読み上げた後、

棺桶に入れられ、ご遺体とともに送らせていただきました。


伯父さん、安らかに眠ってください。

ご冥福をお祈りいたします。