1987年に行われた国鉄分割民営化。鹿児島から北海道まで張り巡らされた日本国有鉄道の路線は、JR旅客6社に分割されて今日に至っています。
民営化にあたっては多くのローカル線が、鉄道廃止や第三セクター化による路線整理の対象になりました。
35年以上の年月が経ちモータリゼーションや人口減少が進み、JRになってからの廃止路線も数多く存在します。
1972年に三笠駅〜幌内駅の旅客営業が廃止されてから、旅客案内上は岩見沢駅〜三笠駅の本線と三笠駅〜幾春別駅が一体になっていました。
幌内線は北海道最初の鉄道、官営幌内鉄道が起源です。
1880年に手宮〜札幌が開通し、1882年に札幌〜幌内が繋がったことで全通。幌内の炭鉱から小樽の港へ石炭を運ぶルートが完成しました。