日本一長い時間走る在来線特急は、寝台特急サンライズ出雲号(東京〜出雲市)、次いでサンライズ瀬戸号(東京〜高松・琴平)です。
これらは夜通し走る寝台特急のため、ちょっとズルいかも。
という訳で昼行特急に絞った場合では、特急にちりんシーガイア号(博多〜宮崎空港)になります。その運行時間は5時間48分、だいぶ運行時間が短縮されましたが、十分その長さを実感できる列車です。
それでは電化されていない非電化特急「ディーゼル特急」ではどうでしょうか。
ディーゼル車に絞った場合、運行時間最長の特急。それか今回ご紹介する、「特急スーパーおき5号」です。
鳥取駅から新山口駅まで5時間27分、山陰本線と山口線を走ります。
これまで日本一長いディーゼル特急は、特急オホーツク3号(札幌〜網走)でした。
しかし、2023年春のダイヤ改正で283系が投入されたことで速度が向上、所要時間が5時間26分となり1分差でその座を譲ることになりました。
5時間27分に及ぶ最長ディーゼル特急の旅、その長大行程をぜひお楽しみください。