【本当にいらない特急?】特急かささぎの通勤需要を観察 新幹線から外れた肥前鹿島駅 | pass-case.com (Ameba版)

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2023年9月に武雄温泉〜長崎で開業した西九州新幹線。これに伴い長崎本線を走る、特急かもめが引退しました。
博多〜長崎のルートを形成する特急リレーかもめは、江北駅から佐世保線へ抜けます。
これにより、それまで特急かもめが停車していた肥前鹿島駅は、特急ルートから外れることに。

そこで新設されたのが、特急かささぎです。江北駅から長崎本線に入り、博多〜肥前鹿島を結びます。

2016年の6者合意では博多〜肥前鹿島の特急について、新幹線開業後3年間は14本程度、その後20年間は10本程度で運行することが決められています。
2046年になれば西九州新幹線が全線開業していると思われ、途中駅からの需要が新幹線に流れることや、鹿島市の人口減少が重なり、特急かささぎは廃止されていそうです。

かなり地味な存在ではありますが、肥前鹿島駅からの需要は実際どうなのか。博多へ通勤できる時間帯の特急かささぎを観察、乗車します。