『レールが結ぶ、一本列島。』
これは1988年、青函トンネルと瀬戸大橋の開通に際して、国鉄が打ち出したキャッチコピーです。

本州から北海道、四国、九州それぞれはトンネルや橋で結ばれており、全て鉄道での行き来が可能です。

その中で距離が近いにも関わらず、陸路で結ばれていない島同士があります。それが九州と四国です。

あまりイメージが付きませんが、大分県と愛媛県は非常に近く、技術的には佐賀関から佐多岬の豊予海峡に橋やトンネルを作ることが可能とされています。
そして、四国新幹線が松山まできた暁には、この豊予海峡を渡って大分まで結ぶ計画も存在します。

今回は、将来新幹線ルートにもなるかも知れない、大分から愛媛の最短ルートを辿り、その近さを実感していただきたいと思います。