【西九州新幹線開通で電車廃止】ディーゼルカーで行く長崎本線(江北→長崎) | pass-case.com (Ameba版)

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昨日開業した西九州新幹線。特急かもめは新幹線かもめにバトンタッチし、これまで特急が走っていた長崎本線には閑古鳥が鳴くことになります。
西九州新幹線も含まれる整備新幹線のルールでは、JRは並行在来線を分離できることになっています。
例えば、青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道は東北新幹線の並行在来線で、第三セクターとして維持されました。

西九州新幹線においては、長崎本線の肥前山口(江北)駅〜諫早駅が経営分離の対象になりました。しかし、沿線の鹿島市と江北町が反対。
整備新幹線の建設には沿線自治体の合意が必要なため、鉄道施設の維持管理を佐賀長崎鉄道管理センター、運行をJR九州が行う上下分離方式で一定の解決を見せました。第三セクターによる経営分離とは異なった並行在来線の維持、今後23年間は続けられます。

また、特急列車も貨物列車も走らない肥前浜〜長崎に関しては電化設備が撤去され、全て気動車による運行に切り替えられます。

今回乗車するのは、江北駅から長崎駅まで長距離を走るディーゼル列車です。
使用されるのは国鉄型キハ47系気動車。有明海をイメージした深い青色が特徴的です。