1988年、青函トンネルが開通し、本州と北海道が鉄路で結ばれました。
2016年には北海道新幹線も開通し、費用などの諸問題を抱えながらも旅客、物流共に日本になくてはならない動脈として機能しています。
しかし、青函トンネルのルートを決めるうえで青森県の東側の半島、下北半島を経由する案もありました。実際に地図で見てみると、本州と北海道の離れた距離はそれほど変わらないようで、函館にも直接行ける悪くはないルートのように思えます。
そこで今回は青函トンネルが下北ルートだったら新幹線や周辺の鉄道網はどのようになっていたのか、そしてなぜ津軽ルートが採用されたのかご紹介します。