犬の散歩の途中、自転車の練習をしてる母子を見かけた。
5~6歳の女の子は足をペダルに載せようとするけどバランスが取れない。
それを漕げと怒る母親。
うちの長女は小1の時、
父親に虐待を受けている中で、
自転車の練習も頭を殴られ自転車ごと蹴り倒されながら、
それでも乗れるようにはなった。
でもその後は、自分から何かをしたいとは言わなくなった。
どうせできないと怒られるから、と。
下の子は父親からの執着が少なく、
私はネットでどうしたらスムーズに乗れるようになるか調べ、
本人のペースで最初から補助なしの自転車を足でこぎ、
5歳で一人でこげるようになった。
親が子供に与えるのは干渉ではなく見守り。
それを実感した思い出の一つだった。