少し前、夜勤先の職場でパワハラがあったと
記事に書いたことがありました。
一年ほど前に、会社の体制が変わり、責任者の方が配置換えで変わってしまったことが、そもそもの原因でした。
前任の方は、さっぱりとした気風の良い人柄の女性で、基本的に1人勤務の夜勤従事ですが、それぞれが信頼関係も構築され、働きやすく雰囲気も良好でした。
夜勤従事で来るスタッフは、私の様に勉強や資格取得を目指す人、他の仕事と両立している人が多く、中には留学費用を貯めたいという子達も居たり皆、目的意識がある人が多く、非常にさっぱりとした雰囲気の職場でした
そんな中、会社の体制が変わり、責任者の方は他の場所へ移動💦
私たちと同じ立場である、夜勤専従者の中から、福祉メインの仕事を掛け持ちされている、50代の女性が責任者に抜擢されました。
実は、その方が責任者になったと聞いた時、えらい人がなってしまった。。と内心では嫌な予感がしていました
その方は恐らくですが、かなりの確率で発達障害の傾向がある方でした。
数年間、仕事をしている様子を見ていて何度もそうだろうと感じていた為、この先、色々問題が出てくるだろうな・・ということが安易に想像ができました。会社はもちろんその様な事は知りません。
結果、数ヶ月もたたない内に危惧していた状態になってしまいました。
その女性は、とても気が短く感情のコントロールができづらい傾向がありました。そこに強い拘りと思い込みが重なります。
例えば、自分が勤務中に発見した他の日の人のミス。相手が休みの日であろうとも「なぜ!?」となると、カッとなってしまい、相手の事情をお構いなしに連絡。何度も電話をかけまくり、連絡がつかなければ大量のラインで、罵りのような内容を送ってくるなどがありました。それが連日続くなどが繰り返されました。
そして、その方の思い込みからミスが重なるという事もあり、スタッフが1つ1つ冷静にきちんと説明すると、納得し落ち着くものの一旦思い込みのスイッチが入ると再び上記の様な状態に。
発達障害当事者で、中年期を過ぎると他人からの意見やアドバイスを攻撃と見なす方が一定数いるのをかなりの数見てきた事もあり、その説明にも非常に神経を使いました💦
恐らく過去にたくさんミスを指摘されてきた事で、自己肯定感も低く自尊心も傷つけられてしまったことで、自分に向かう言葉が「非難、否定」「注意」といった認識になってしまったのだと思われます。
また仕事のミスや誤字脱字も頻繁にありました。これを書いている私自身も、ADHDの注意欠陥傾向がある為、その特質がある人にすぐ気づいてしまいます。
別のスタッフからは、その方から注意されたというラインの内容を見せてもらうと、明らに注意レベルではなく、精神的に追い込むような内容で唖然としました。
もちろん、その矛先は私にも向かいました。
たくさんのスタッフが彼女に振り回され、悩み、同じ目に遭っている事もわかりました。
どうしてその様に仕事をするのか?
恐らく仕事に自信がなく、ミスをしている自分を大きく見せる為、また責任者になったという気持ちからその様な行動になっていったのだと思われ、案の定スタッフが次々辞めていくことに・・・・。
残ってくれた中に、若手で、とてもよく働く女の子がいました。彼女もギリギリの中働いていましたが、何とか励まし、お互い鼓舞し合い、少ない人数の中頑張っていました。
しかし遂にその女の子もパニック障害になってしまいました。
その後、私自身も何度も理不尽な追い込みがあり、疲労困憊💦疲弊してしまいましたが、幸か不幸か社会や様々な職場で、たくさん揉まれてきたこともあり、世の中は諸行無常だ。と。
必ずこの状況も変わる時がくるのではないか・・・と長期的な視野で物事を見据えていました。
学ぶ時間を確保したかった為、色々なことが雑音として自分の中で処理できていたのかも知れません。
しかし、体は正直なもので、ある時期から結膜炎を繰り返し、眼科を受診するとストレスと過労と診断されてしまいました。
元々、昔制作業でかなりのハードワークをしており、朝の9時に出勤し退社が翌朝10時と、今の時代では考えられないような働き方をしていた時がありました。
そんな時代を過ごしたこともあり、この時も「ストレスになってるんやなぁ」という程度の認識でした(自分の娘なら辞めなさいと言いますね)
そして、その後驚くことが起きました。増員の為に新しく入ってきたスタッフが、なんと窃盗を行う人でした。
その人が出勤すると、必ずホームの中の日用品雑貨がごっそりと無くなるのです。
洗剤やシャンプー、利用者のオムツや生理用品に至るまで・・・・ひとつや二つではなく・・ごっそりと。
更に驚くことに、その人は例の責任者の人が連れてきた女性でした。
責任者の人が再び騒ぎ始めます。
責任者の人は会社に報告せねばならず、その対応にてんてこ舞い。
まさか、自分が紹介した人が、紹介先で物を盗むとは、さすがに思ってもいなかったのではないでしょうか。。そして職場であるホームに監視カメラが設置されました💧
会社も大損失です。
スタッフの窃盗を監視する為のカメラとは、、、一体どんな職場でしょうか
そしてもう1人、本社から配属された社員さんがいました。
この方が一切仕事をしない人でした
その方の翌日が私の出勤日でしたが、荒れ果てた現場を見て毎回ため息。何もされていないのは明白でした。
相手は社員さんです。報告してややこしい事になるのも嫌だなと、私は私の仕事をすれば良いのだ。。。と、黙々と自分の仕事をしていました。
何よりもその人の口から出てくる、会社やその他の人に対する悪口噂話、不平不満を聞くのが一番キツい時間でした。負を発する人の影響は少なからずあります💦一見世間では、よくある風景ですが、同じ風になってはいかん...と仕事をしてる風を装って忙しくしてみたり、流したり、、とにかく辛い時間でした
1年前、皆が責任を持ちつつ業務をし和気藹々としていた雰囲気とはまるで違う状態。
この、
カオス状態。
この中にいると、私の心も黒くなっていきそう・・そう思いました。
そして、この状態を去年、コインで易を立てて見てみたのです。
すると、
山風蠱。
山風蠱は「腐る、腐敗」を意味します
この蠱という漢字はウジを表し、蠱がお互いを共食いしている意味もあります。
状況としては皆が、志し低く、協力関係にない閉鎖的な状態。
職場で問題が次々起こる状態。働いている人も問題がある人ばかり。腐敗している事をそのまま表しています。
上げた人たちは、全員がお互いの噂話や悪口を話していました。
物を盗んだり、パワハラや仕事をせず怠慢な人たち、、、この職場が腐敗している事がそのままの卦です。
またこの状況を変えるのは簡単ではありません。
勤務先は、小さな自宅の様な場所でしたが、普段から会社が関わる事もあまりなく、とても閉鎖的な職場でもあり、風通しが悪い事もあらわれています。
この結果から、辞める事を決心しました。
易の書で有名な黄小娥の易入門。
この本の中での山風蠱の解説で
「新聞社に頼まれて、岸信介(1957〜1960年内閣総理大臣)を
見た時、山風蠱が出ました。党内は腐敗しきってウジがわいています。
あれだけ頭の良い人でも内部の争いを切開する時期を逸したのです。
そのため、自分の体にメスを入れることになったのです。」
先に結膜炎で眼科に行ったことを書きましたが、実際は、白目が度々切れてを繰り返し、その結果結膜炎のようになっていました。
この時、この卦の解説が頭を過りました。
本来はもう少し早く辞めることを決めていましたが、タイミングを逃した私。この解説が戒めのような出来事にも感じたのでした