こんにちは!

気がつけば今年ももう12月!しばらくお休みしておりましたが、やっとブログが書ける時間ができましたニコニコ


お休みしている間にも、お問い合わせを頂いたりとブログも更新できていない中、本当にありがたい気持ちでした。長くお待ち頂いている方も度々申し訳ありません。


11月に再開予定でいたのですが、ここにきて年末にもかかわらず家族の入院・手術が入るなど私自身なかなか落ち着いて生活できずでして。


再会が年明けになりそうですが、またブログでお知らせさせて頂きたいと思います。





今年の中盤から後半は本当に色々な事がありました。(また?と声が聞こえそうですが爆笑


実は、まだ暑さが残る夏の終わりに、親戚のおじさんが一人暮らしのお部屋で亡くなるという事がありました。親族で唯一連絡を取っていた父に警察からの連絡が入り、その後丸2ヶ月近く荼毘にふされてからも、遺品の片付け、部屋の解約や諸々の手続きをやらねばならず、かなり怒涛の日々でした。


独居暮らしの、いわゆる孤独(孤立)死の場合は、事件性の有無を調べる事になり、住んでいた部屋には鑑識が入るなど、それらを経てから親族が部屋に入れる様で、連絡をもらってから実際警署に出向き遺体引き取りまで、約半月近くかかりました。


時期的な事もあり、遺体の確認も出来ずらい状態だった為、DNA鑑定やらとおじさんに会いに行くまでほぼ毎日刑事さんとのやり取りがありました。


その後やっとの遺体引き取り、事故物件の様になってしまった部屋の片付けからの不動産解約、ライフラインや年金などの手続きとやる事が山の様に待っていました。


そして、やはり...やはり私の人生あるあるじゃないかと言える!「弱目に祟り目」


その最中に父親が倒れて救急搬送されるなど不幸(といいたくないですが!!)お祭り状態ガーン

その後もさらに、父は病院でとんでもな事をやらかしてしまい、まさかの一般病棟にもかかわらずベッド拘束されるというオチつき。もはや祭どころか、てんやわんやのパレード状態ガーン



そして父不在の中、まさかのおじさんの遺骨と2人の共同(?)生活。「こんな事あるんか?」と何度も驚く事があり、もうこれは自分にかかった運命だ!と途中開き直り、何とかひとり最後まで完走したのでした。


納骨、葬儀、戒名はどうするの?と次の課題がこれまた生まれ、まだまだ続くよ手続きが〜でひとり奔走する日々でした。


おじさんは浄土真宗だった為、浄土真宗のお寺を探すも、事情を話し断られる事数件、快く快諾してくれたお寺で無事戒名も無事頂けました。

当初、戒名なんていらないと病院で言いはる父に、ぶつかる事も多々あり、半ばわけがわからなくなり「なぁ、おっちゃん戒名いる?いらん?どっちやと思う?出てきて教えくれる?」と遺骨に話しかけてしまうぐらいでした爆笑




 

今から10年程前、おじさんは自分に何かあった時のために、亡くなった後にかかるであろう費用を私に預けてくれていました。

10年に数回会うかどうかの人でしたが、私がその昔、体調を崩して引きこもっていた時に「僕のお金で旅行でもパーっといっておいでよ!」なんて言ってくれる本当に優しいおじさんでした。

もちろん心の中では、なんでやねん!と突っ込んでいましたが予防


今回色々と大変でしたが、学ぶ事も多かった事もあり、いつかそう遠くない日、自分の親が亡くなった時に、きっと迷わず慌てず、事にあたれるのではないかとも思え私にとっては本当に良い経験になったと感じました。


そして、私同様に亡くなった後の大変な状態の部屋に(恐らく普通では入れない様な状態でした)一緒に入り、遺品整理や片付けを淡々とやってくれた弟を見て、これまた遠くない日に自分たちの親を見送る際、協力してしっかりやっていけるのではないかと実感する事もできました。


最後に、一人身の私にとっては、一人で亡くなるという事はどういう事なのか、何をせねばならないのか、その後はどうなるのかといった現実的な問題を今一度考えるきっかけにもなりました。




おじさんが亡くなった事を知らせた高齢の叔母には、大変な事をやらせてごめんね、と言われましたが、自分の亡くなった後のことを考えて、しっかりその費用を残して行ったおじさんはとても立派だよ。と伝えました。



最後に弟が「おじさんはラッキーやなぁ。だって俺とお姉やからここまでしっかりやってあげれたんやと思う。ほんまラッキーおじさんやで!」と言い、それを聞いた私はそうやね。と頷きました(自画自賛爆笑


その会話を横で聞いていた不動産屋さんは、今の時代、家族でも後始末をしたくないと連絡をしても拒む人も多いと仰っていました。これも時代なのか、親子関係が多岐にわたるからなのかはわかりません。それでも見送ってくれる人がいるのは尊い事だと感じました。



あまり会う事は少なかったですが、おじさんを思い出すと、にこにこと優しい顔が必ず浮んできます。


とてもとても苦労が多い人生のおじさんでしたが、向こうではゆっくり過ごして欲しい。

ただただ今世お疲れ様でした、と言う気持ちで、今日も仏様に手を合わせています。



人間はどんな人もいつか亡くなりますが、いろんな悩みや苦しさ、悔しさ、妬ましさ、喜び、悲しさ、怒りなどなど、たくさんの感情を毎日忙しく感じながら生きている私たち。

いつか亡くなるなら、やはり今ある命を精一杯生かして、思いきり生ききりたい!とそう思います。全ての経験と、味わった感情は唯一あの世に持っていけるものだと思っていますニコニコ