お願い「先生はその後、どうなったん?すぐにその力は授かったん?」

 

おじいちゃん「いやいや、しばらくは整体と健康食品の販売の仕事をしてたんや。僕はこれで食べていけるなぁと、この仕事で、よし頑張るぞ、と思ってたんやけどね」

 

キョロキョロ「先生は、若いときにその力を授かったんではないんやね」


おじいちゃん「高野山に行って荒神さんのそのことから、

だいぶ経ってからやったね。今思い出しても不思議な流れやったわ」

 

 

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変わらず、数人の信者さんと、I先生夫婦とお参り行脚の日々。

太陽神のお告げから、当時に騒がれた事件や、事故、政治的な情勢まで、それらが発生する少し前に先生達は既に何が起こるのか聞いていたと言います。 じぃちゃん先生は、それをニュースで見るたび、不思議な気持ちになりました。

 

ここでは、書けませんが、実はその太陽神には名前がありました。これを書いている私は、その名前をじぃちゃん先生から聞いたとき、直感で「本物かもしれない」と感じたのでした。

どこか、アリストテレスのような不思議な名前。

発音は平坦な感じではなく、アラビア語のような感じです。

しかし、聞くと明るいイメージが頭にポッと湧く不思議な名前。

 

先生は、宇宙と神様は色々な形で繋がりがあると今でもよく話しています。

 

 

 

あるとき、知り合いのお嬢さんが相談ごとでI先生の元に来られたことがありました。

じぃちゃん先生は、その女性をみて何故か、胸がいっぱいになったといいます。

それと同時に、懐かしい気持ちになったのでした。

「前に、会った事があった人かな?」うっすら心の隅でそう思っていると、その女性が帰ったあとに、I先生はじぃちゃん先生に向かって、驚く言葉を伝えました。

 

「あの子、梅川さん(じぃちゃん先生)の前世で一緒だった人。夫婦だった人ですね。」

 

じぃちゃん先生はびっくりするも、胸の奥から湧き出るその感情で、その言葉はきっと正しいのだろうと腑に落ちたといいます。

実は、この女性とは、このずっと後、40年近く経ってから再開した事がありました。

会った当時は、お嫁にいく前でしたが再開したときには、結婚して旦那様を亡くされていました。

じぃちゃん先生と一緒になることはありませんでしたが、40年経っても当時と同じ感情が湧き出たといいます。

 

 

時は過ぎていき荒神社の出来事も、すっかり忘れていたこの頃、先生は寝不足による脇見運転で、車の大事故を起こしてしまいます。

その日は、遠方までお参りにいった帰り道、I先生を送り届けたあとに、真逆の方向の、これまた遠方の信者さんを送ったあとの出来事でした。

一睡もしていなかった先生は、早朝の道で、居眠り運転。たまらない睡魔に襲われました。

危ない、と急ブレーキをかけ、レールの衝突を回避したものの車は横転。

車が大破する大事故にもかかわらず、じぃちゃん先生は無傷だったといいます。

 

 

続く

 

 

 




紅葉🍁メタセコイアが綺麗でした