ぶつけて擦れた手にスっと傷がはいった
ここ最近寒くなってきたのもあって
少し色が悪くて、乾燥してて、痛々しい傷が線になってはいった、私の手。
そんな自分の手を見た時に
「なんて愛されてない手なんだろう」
他人事みたいにそう思った
私は私の手が嫌いである。
私の手は、父にとてもそっくりな手。
爪が小さくて関節が太い
指も太い
爪が小さいから余計に太く見える
姉の手は母ゆずり。
爪が大きく女性らしい手
「お父さんに似てかわいそうに」
私の手は、かわいそうな手。
なんて、愛されてない手なんだろう。
ぶつけないと痛い思いをしないと、
見ようとされることもない。
乾燥しているのもあって、
傷がつきやすくて
じんじんと痛みが響く。
私は「誰にも愛されない」ことが一番怖いのに。
誰でもない自分が一番
自分のことを愛してないんだなー
心も乾いていると傷つきやすい
潤してあげられるのは自分だけ
外からもらってもすぐ乾く
そんなことに気づいた昨日