色のない世界に住んだことはありますか?
わたしは、24歳ぐらいの頃
自分の世界から
色が消えてしまったことがありました。
何を見ても心が動かない。
灰色に見える。
やる気が起きない。
寝てばかり。
何が好きなのか分からない。
人の目ばかり気になってしまう。
人と深く繋がれない。
なんだかひとりぼっちな気持ち。
居場所のなさを感じていた時に
出会ったのが、
子どもの頃大好きだった
色を使うこと・自由に描くことでした。
好きな色を好きなように使っていい。
その色づかいは変とか、
こうしちゃダメとか、
賞をとる絵はこんな絵とか、
社会や周りの評価のない世界。
はじめに載せた写真の絵は、
「ピンク」に苦手意識があって
ピンクの洋服やモノなんてもってのほか
と思っていた24歳の頃に、
あるカラーセラピーの先生のもとで
ピンクを使うアートセラピーをしたんです。
その時に引き込まれて、
ものすごく集中して
息をするのも忘れて、
周りのことなんてまったく気にならなくて
音楽が変わったことさえも気づかず
とっても心が満たされた瞬間でした。
こちらは今日のお昼に飲んだ
旬ないちごと、バナナ・煮林檎のスムージー
夫とふたり美味しくいただきました♡
ピンクって、
自己受容のカラーなんだそうです。
あとから知ったことでしたけど、
自分が自分を受け止めてあげられた瞬間
だったのかなって思います。
自己愛とか、優しさとか、愛とか、
可愛らしさとか、愛情とか。
甘え、依存なんかも表しますね。
あの当時のわたしは、
自分に刃を向けて
とても厳しかったんだろうな。
内側の声を聞けずに
苦しんでいたんだなって思います。
何かにとても怖がっていたんだな。
ピンクのパステルを
しずか~にじっくり
じんわりじんわり塗りこむ時間は、
至福の時間で。
言葉なんていらなくて、
自分をそっとハグして
頭をぽんぽんとしてあげられていたのかもしれないって思う。
パステルをすると、
じんわりじんわり自分の世界に色が戻ってくる。
明日は何色の世界を表現しよう?







