辻「なるほど。それで、見事ネット業界で起業された訳ですね。
では、会社をやっておられて、一番辛かったことはなんですか?」
宮本「会社ができて2年くらいたったときかな。商材が売れなくなってね。
そのときは本当にこの会社をどう立て直すか考え抜いたよ。」
辻「売れなくなった原因は何ですか?」
宮本「商材が甘かったね。今から考えれば甘かった。起業当初は売れる見込みがあった
から起業したんだけど、一時的に売れるのと長期的に売れるのはやっぱ難しさのレベ ルが違うね。」
辻「その当時の状況をもっと詳しくきかせていただけませんか?」
宮本「とにかく売上が減ってしまって、毎月人の経費であったりオフィスの家賃であっり
たくさんのお金が流れていったんだよ。当時オフィスも引っ越したばかりだったし、
ホントもう逃げ出したい!と思ったね。仕事で電車で移動してて、電車に乗ってる人
全員が幸せに思えた(笑)。」
辻「それはすごいですね。」
宮本「でもね。そんな状況からなんとかしようと死にものぐるいで頑張って、
今のアフィリエートエージェント事業にありついたんだ。」
辻「それは本物の事業だったってことですか。」
宮本「そう。本物と偽物の違いは、要は真にお客様のことを考えているかだと思うんだね。継続してお金を払ってくれる商品。まー口で言うほど簡単ではないんだけどね。一番感じたのは、儲けようと思ったら終わり。いかにお客のためになるかを考えるってことだね。」
辻「さすが苦労を経験させただけ、言葉に重みがありますね。
では最後に、起業家にとって一番必要とされる要素は何だと思われますか?」
宮本「折れない心。最低限の頭の良さ。そして可愛げかな。初めの2つは言うまでもないことだけど、最後の一つも大事だと思うよ。ホント人との縁って大事。僕もたくさんの人に助けられたから、ここまで何とかやってこれたからね。だから今度は自分が若い経営者を支えていくべきだと思っている。辻君も、これから大変だと思うけど応援してるし頑張ってね!」
宮本社長は、見た目は全然がつがつしてなくておっとりした方ですが、
内には確かに熱いものがある方でした。
年下の僕に対してもすごく謙虚で、本当に尊敬できる方でした。