ネットマーケィング 宮本邦久社長 (以下敬称略)

1975年生まれ、熊本県出身。

慶應義塾大学(SFC)卒業後、日商岩井株式会社(現:双日株式会社)に入社。

情報産業本部(現ITX株式会社)で海外ネット事業の日本法人設立業務等を担当。

2004年に起業し、株式会社ネットマーケティングを設立。代表取締役C.E.Oに就任。

辻「本日は貴重なお時間とっていただき真にありがとうございました。」

宮本「いえいえ、とんでもない。」

辻「さっそくお伺い致しますが、

宮本さんはいつ頃から起業しようと思われていたのですか?」

宮本「結構昔からだね。父親が自営業を営んでいたんだよ。あと学生の頃、

インターネットがブームで、サイバーエージェントの藤田さんとかが登場してきて、


自分も近い将来絶対、と強く思ったのを覚えているよ。」

辻「なるほど。親が自営業で起業している方多いですからね。

でもなんで商社に行かれたのですか?

宮本「それはいい質問だね。起業するならまずベンチャー、と言いたいところだけど、

当時はそこまでチャレンジできなかったんだよね。今みたいに新卒で多くの学生が

ベンチャーに行く時代ではなかったので。だから商社に入って、出向って形でベン

チャーに行こうと思ってたんだよ。ところが、だ。」


辻「ところが?」

宮本「面接のときは情報産業本部希望だったんだよ。ネットベンチャー行きたかったからね。ところが蓋を開けてみればなんと建設工事課。焦ったね(笑)。」

辻「商社特有の配属リスクってやつですね。」


宮本「パソコンについて学べると思ってたのが、まさかヘルメット冠って仕事する事に

なるとは思わなかったね(汗)。当時の自分は、会社いち仕事のできない人間だったと

思うよ。モチベーションがぜんぜん上がらなくって。なるべく早く帰って、家でネット

やって。でも全然成長しなかったね。まさに空白の2年半って感じ。」

辻「そりゃ部署移動もさせられるって感じですね(失礼しました)。

でも、建設業界で起業しようとは思わなかったのですか?」


宮本「絶対ネットだと思ったね。ちょっと話変わるけど、

学生と社会人の一番の違いは何だと思う?」


辻「んー色々あってよくわかんないです。」

宮本「僕は試合会場を自由に選べる事だと思うんだよね。」

辻「試合会場といいますと?」


宮本「つまり、学校では勉強という軸でしか勝負できない。英語、数学、理科、社会がで

きる人が勝つなんだよ。まあスポーツ、音楽、芸能の世界に行く人もいるけど、そのは

もう学生じゃない。」

辻「なるほど。一方社会人はネットでも、建設でも、自由にフィールドを選べるってわけ

ですね。」


宮本「その通り。そして、自分が勝てる業界を選べばいい。建設業界なんて、

大昔からあって、そこには20年、30年選手がごろごろいるわけだ。そんな中起業

しようと思ったら、準備に何年かかる事やら。その点ネットはでてきて当時で10年目。10年以上やっている人なんていないわけだ。まだまだ自分が参入できる余地がある。


続く