関西は今日は朝から雨降りで
出かけようと思ってたけど、引きこもり
映画の気分だったので、前から気になってた映画をぶっ続けで見ましたw(正確には昨日の夜から)
1本目
コン・ユ、チョン・ドヨンの「男と女」
ワタスは嫌いじゃない、スッポリ覆われてる感じでw
言ってみれば「昼顔」的な
冷え切った夫婦仲の2人が北欧で出会い恋に落ちるんですが…
やっぱりわたし的には、不倫は不倫
向き合う相手が違うだろう
それでもその「禁断の愛」を貫きたいなら、自分が悪者になって詰られ罵られ
全てを背負い込んで清算してからにしなされ、と言いたい
自分は安全な場所にいて…って言うのが何だかな〜と
映像はキレイでしたけどね
2本目
チョンウ、カン・ハヌルの「善悪の刃」
実際にあった話を題材にしているそう
たまたま殺人現場に居合わせて、タトゥーしてて学校にも行ってない「不良」だからと警察が犯人と決めつけ暴力振るって無理矢理自供させる、何ともお粗末な捜査の犠牲者を演じたカン・ハヌル
お母さん役のキム・ヘスクさんも良かったです
さすが「国民のお母さん」、素晴らしいと思う
3本目
ソン・ガンホ、イム・シワンの「弁護人」
シワンが見たかったので見たら、若干「善悪の刃」とストーリーがカブってしまったっていうw
まだ軍事政権下だった頃の、やっぱり実際にあった事件を元にした映画
ソン・ガンホ演じる弁護士が行きつけの食堂の息子が社会主義思想犯として特高に捕まった裁判の弁護を引き受けるんだけど
これもまた拷問シーンが辛すぎた
物語の舞台が釜山なんで、セリフも釜山訛りが多くてちょっと聞き取り辛かったw
シワンくんも釜山出身なんですよね?確か
なんかこう、彼の多くは語らず内に秘めた溢れる想いの表現がすごく上手いな〜と思うのです
実際の彼もそんな性格なのかな?
ZEAで出てたトーク番組も、あんまり喋らない感じだったし
映画のストーリーは、軍法会議覚悟で命を張って彼らの無実を証言してくれた人もいたのに、何ともいたたまれない判決でモヤモヤしてますが、これ1980年代の話で30数年前にあったことなんですよね
アラサーからちょっといった方々が生まれた頃、第二次世界大戦下の日本のような出来事が隣国では起こってた訳ですよ
色々いろいろ考えさせられるストーリーだったなぁ
そんな雨の日の映画鑑賞でした
次は何観ようかな