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てるみん&すらいどぱんふるうと道場

スライド笛と電子楽器テルミン 奮闘記

良い音が出ているときの状態をメモに書き留めておき、その通りに再現しようとしても、どうも上手くいきません。


どうやら、意識的に程良く力が抜けた状態を作るのが難しいようです。


何かをしゃべるとき、口の状態を意識すればするほど ぎこちなく なるように。



先日、フルート二重奏を聴きに行ったあとの懇親会で、

「二重奏というのは、二人三脚のようなもので、足を意識すると もつれてしまう。互いに息を合わせて前向いて走って行くんだ。そうすれば足は勝手に合ってくる」

というようなことをおっしゃっていました。



今日吹きながら感じたのは、ウォーミングアップはロケットの打上げに似てるなぁと。


口が感覚をつかんでいくにつれて、だんだんと意識が離れていき、


それはまるで、ロケットが地球から離れて、

遠心力と引力のバランスが取れた無重力状態になったときのように


口が意識から離れて無重力状態になったとき、

力加減のバランスが絶妙の、


自分の口という感覚が無くなり、別の誰かが吹いているような感じ


意識する前に 身体が反応している

笛と身体がシンクロしている状態の


良い音が出る口になっている

のかなぁと思いました。



この6月で、スライドパンフルートを始めてから丸7年になります。


楽器の削り方と状態が整っているというのが大前提ですが、結局のところ音色を決めているのは、身体の使い方がほとんどを占めるのではないかと思います。


それも、いい音で吹こうとシャカリキにやればやるほど身体がこわばり、逆にフッと力を抜いて楽に伸びやかに吹いたら、きれいに響き、すごく共鳴したりします。


この、部分的にどこをどうしたらというのではなくて、中庸というか、緩めるほんのちょっとの力加減、総合してのバランス感覚をつかむところに、なかなか一筋縄ではいかない習得の難しさがあります。


あとは、3月に四條畷市でパンフルート奏者の方にコツをお聞きしたのが大きかったです。

まったく自分の発想には無かったので、まさに目からウロコでした。

ただ、それまでの自分であれば、コツを聞いたからといってすんなりできただろうかと。

やはり、これまで自分なりに試行錯誤を重ねてきたからこそで、楽器の削り方も、その吹き方に応えられるものになってきたというのがあると思います。


これからも、無意識を味方につけられるよう、自然体に感覚を積み重ねていこうと思います。



2023年5月21日 今井六斎市でスライドパンフルートを演奏させてもらいました。

風が強かったのですが、熱心に聴いてくださる方もおられ、質問攻めにあってうれしかったです。

ありがとうございました!