スライドパンフルートを吹き始めてから6月で まる8年になります。
最近、自分が吹いた音の粒が 天井に響いて キラキラ降ってくるような、まるで自分で吹いてるんじゃないみたいな感覚になることがあります。
その状態を観察して、自分で口を作って再現しようとしても、もう同じようにはできません。
それはどうしてなのかをずっと考えていました。
思ったのは「遊んでる状態」が必要なのではということです。
リラックスして おおらかに のびのびと
ゆとり幅があれば、自然に あるべきところにおさまります。
それを自分でどうにかしようとすると、ガチガチ身構え 固くなり、こわばって 音がきたなくなってしまうのかなと思いました。
言葉をしゃべるとき、口の形をこうやってとか考えだしたら ぎこちないしゃべり方になってしまいますよね。
吹こうと音をイメージすると、身体が反射的に最適な状態を準備しているものなのに、自分で口を作るとそれを邪魔することをなるのでしょうか。
そんなことを思う今日この頃です。