今年３月にパンフルート奏者の方にコツをお聞きして大変参考になったのですが、
それとは別に、今年７月に、オーケストラでフルート客演もされているカフェのマスターの店を訪れた際に、話の流れでチラッと「弱い息で吹くんですよ」とお聞きしたことがずっと引っ掛かっていました。
それが最近になって、腑に落ちてきました。
パンフルート奏者の方にお聞きしたコツの方法で、なおかつ 息を弱く「じわ〜っと」出すと、一定のところで空気の渦巻きが起こって、小さな音でも すごく共鳴するのです。
そして、一旦 渦巻きが起こると それを強くしていっても ビンビン共鳴が続いて すごい響きになります。
ただ、サーカスの玉乗りをしているような感覚で、変化しても柔軟に身体のあらゆる部分の連動しているバランスを保つということなんだと思います。
今まで音は出てても、本当の意味で管が鳴っていたわけではなかったんだなと分かりました。
この感覚を積み重ねて、皆さんに聴いていただきたいです。