名曲150選初級編の曲をいろいろ弾いている大人の生徒のBさん。
今、荒野の薔薇を練習しています。
スラーやフレーズのことは、頭ではよく理解されていますが、まだ、ピアノの音に歌う気持ちがうまく伝わっていなかったり、音楽が自然に流れていく感じが足りませんでした。(Bさんにとって、まだ技術的に難しいところは、それが理由になっている部分もあります)
技術的なことについての家での練習方法は、今までにも色々と説明してきていますので、引き続き練習してもらうことにして、そのあとは、空想の世界に無理やりひっぱりこんでみました😁
私「この曲、どんな場面で、どんな登場人物が出てくると思いますか?」
Bさん「私、想像力とか全然無いので、何も思い浮かばないのですが…😢」
私「どんな場面でもOK! 正解とか間違いとかは、ありませんから、Bさんが好きなように作っていいんですよ😊 季節はいつですか?場所はどこ?昼ですか夜ですか?暖かいですか寒いですか?どんな音が聞こえますか?登場するのは、人ですか動物ですか?何をしていますか?このフレーズは、どんな会話でしょうか?」
…などと、ヒントを出しながら、Bさんのストーリーを最後まで作ってもらいました。「想像力無いので…」とおっしゃっていたBさんですが、ストーリーの途中で、人物以外にも、大きな犬と子犬が出てきたり、雨が降りだしたり、想像の世界が広がり始めました‼
次のレッスンでは
「前のレッスンで考えた、情景を思い浮かべながら、弾いてみました♪」
と、Bさん。
以前に比べると、右手のフレーズの歌い方が自然になっています‼
前回のレッスンが生かされていて嬉しいです😊
これからも、一緒にいろんなストーリーを考えましょうね♪