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益子祥子先生のセミナーで紹介されていたテキスト「おとのくにであそぼう」(ヤマハミュージックメディア)は、生徒さんと先生で弾く、連弾の曲集。
生徒パートは、1曲を通して、一音のみを繰り返し弾くので、とても弾きやすく、また、一音でも、リズムのアレンジや、オクターブを取り入れれば、少し難しくもできるようになっています。
全曲タイトルがついていて、先生パートは、そのタイトルのイメージがふくらむような、伴奏になっています。
例えば、「ド」のくにの「たんぽぽのたび」。生徒パートは、ドを1小節に一回ずつ、8小節演奏します。そこに先生パートが加わると、たんぽぽのわたげが、ふわふわと風にのって飛んでいくようなイメージの・・・素敵なアレンジになっています。
生徒パートは、楽譜を見なくても、弾けるので、その分、先生の伴奏や自分の音を良く聴いて想像をふくらませ、指や手のことも気を付けて、一音ずつを丁寧に演奏することができます♪
先日レッスンで、このテキストの中の「ソ」のくにの「さよならまたね あしたもあそぼ」という曲を弾いた生徒さん。
最初は、メトロノームにあわせて生徒パートを練習してもらい、弾けるようになったら、それに先生パートを足し、その後メトロノーム無しで弾くと、先生パートの伴奏と合わせることができました♪
最初は、意図せずに、元気いっぱいな音がでてしまうことが時々あったので、「さよならまたね、っていうことは、楽しくてしょうがない気持ちかな?」と聞いてみると、次には、自分でどんな音で弾きたいのか、音のことも考えて弾けました♪
また、他にも「レ」のくにの「おがわ」を二人の生徒さんが弾いています。キラキラ流れる水の様子を想像しながら、レの音を色々なリズムで弾いてもらいます。
ピアノを習い始めてから、はじめて1曲を通して弾く、ある生徒さん。
「何か音楽らしくなってきた~(*^^*)」
と、にっこり♪
また、おとのくにであそびましょうね!