お昼にバーリ旧市街等を歩き回り、宿に戻り、休憩。


20時を過ぎ、夕飯を食べに出掛けました。

「DA Michele」というオステリア。


バーリの最近の流行りパスタ、

「ASSASCINA」(暗殺者の意)。

物騒な名前ですが作り方は更に物騒!?


と。その前に落ち着いて、ワインと前菜を注文。



「PROSCIUTTO e MELONE」
生ハムメロン。あんまり甘くないメロンのほうが断然美味しい一皿になると思います。
「BRUSCHETTA FANTASIA」
カポコッロとドライトマト、ストラッチャテッラののった豪華なブルスケッタ。
これくらいの量なら、食事を圧迫しません。

そして、


「spghetti al’assascina」
豪快に焦がして焼き付けて、まだ硬いうちからトマトソースと唐辛子で味付けをしながら仕上げていく。
誰が考えついたんだってな感じの独特なスパゲッティ。
頼んだのはもちろん一皿です。別角度からもご覧ください。

びっくりしながら食べ進む。
殺されているのはスパゲッティか、それとも食べてる人か?
暗殺者は何故焦げたパスタに仕立て上げられたのか?
具材は不要。スパゲッティの叫び声。
唐辛子の辛さがなければ食べ進められない?
ミステリーが目の前に。

そうか、揺さぶられているのはただ一つ。食べてる人の固定概念。

そして、フィオレンティーナ。
バーリでフィオレンティーナ。
噛み応えを確かめながら、生きてる心地を味わう。
肉の味わい。炭焼きの香り。
これで生き返る。
簡単な脳。
シンプル。

楽しい夕飯になりました。


ちなみにドルチェを頼んで出てきたのがコレ。
カメリエーラも「流石に(これはヒドイから)SNSサイトに投稿して。」って言ってた。

どこまでも固定概念を揺すって来る店でした。