いよいよ今回の研修も、残り少なくなってきました。


レッチェ滞在最後の夕飯です。


20時を過ぎても、湿気たっぷりのまま、気温も下がらず、ムワッとした暑さのままのレッチェの街。
今日の夕飯はレッチェ旧市街の外側にある店を予約しました。(まだ出発前に)


「63 osteria contemporanea」
清潔感のある落ち着ける雰囲気の店内。


さて、今日は何を食べましょうか。

ワインは今回の研修はロゼワインのセレクトが多いです。暑いので。
地元のレッチェ市内産のネグロアマーロ種とマルヴァジーア ネーラ種のワイン。
辛口で、かなりボディ感の強い、ミントのような清涼感もある、食事と合わせたいワインです。
アンドレア産のブッラータとマルティーナ・フランカ産のカポコッロ(首肉の生ハム)。
しっとり柔らかでカドのない口溶けのカポコッロとブッラータの滑らかな食感がパーフェクトマッチな一皿です。

「Fritto artigianale della casa」(ウチの職人のフリット)。
切り口を見せる為にちぎってます。
色の濃いのがナス。オレガノが効いてます。
色の薄いのがジャガイモ。ミント風味はこの辺りでも定番。


「Minchiareddhi dell’osteria con bracioline al sugo di pomodoro」
と謎の呪文のような名前の割にシンプルな料理。
minchiareddhiは、手打ちのマッケロンチーニ(マカロニ)のこの辺りの言い方。古い言葉なんですって。
豚肉巻きをトマトで煮込んだソースとminchiareddhiがよく絡みます。

「Bombette di capocollo e cacciocavallo con riduzione di negroamaro e patate gratinate」。
また来たよー、長いメニュー。
(豚首肉とカッチョカヴァッロチーズのボンベッテ 煮詰めたネグロアマーロ種のワインとオーブン焼きのジャガイモ添え)
メニューの長さに比べて、シンプルで味わい深いです。首肉(日本の豚肉の分け方だと肩ロースでいいのかな?)とチーズを巻き巻きして串に刺し焼き上げる定番料理。

「pitta di patate tradizionale」
(伝統的なじゃがいものピッタ)
マッシュポテトのグラタンで中にトマトと黒オリーブ、ケッパー等が入った南イタリア伝統料理。

もうぎりぎりまでお腹いっぱいになったのですが、
ドルチェは別腹。
「リコッタチーズのクロスタータ」と聞けば、な◯み゙さんの大好物。
ふんわり温かいクロスタータでした。
もう無理。

宿に戻ることにしたのに、何故かジントニック飲んでる2人。
楽しいレッチェ最終日になりました。
明日はバーリに移動します。