TRENO(列車)といわれたりPRUMAN(プルマンバス)と言われたり、イマイチ統一感の無いバスでレッチェの駅前に来ました。


ここからは歩いて歴史的街区の真ん中にあるアパートを目指します。


紫陽花みたいな花だけど、葉っぱが全然違うスゴイ青が映える花。

な◯み゙さんの足取りも軽く。(スーツケースは一時的にRが持ってます。)

宿はすぐ近く!!


到着すると若いカップルがいて、細かに設備や鍵の使い方をレクチャーしてくれます。

市税(1日1人2€)をお支払いして、あらかじめ支払ってある滞在費の領収書を手書きでもらい、無事チェックインできました。

早速散策とお昼ご飯に。



観光客も沢山。
大きな教会。




お昼ご飯は
「ANTICA  CORTE」という店で。
ムルジア地方のロゼワイン。
ブドウ品種は、bombino nero主体のサッパリスッキリロゼワイン。暑い時にはこういうのに限ります。

今回の研修ではロゼワインを沢山飲んでます。お店にもよりますが、ここの店はロゼワインのリストが赤ワインよりも多く、どうしてもプーリァ州の重たい赤ワインは敬遠してしまいます。

「ムール貝の黒胡椒蒸し」
隣りのテーブルのマダムが目ん玉丸くして、同じものをオーダーしてた。


「ガッリーポリ(という漁師町)の赤エビのクルード(生)」
わざわざメニューに、赤エビにない時には紫エビになることがあります。と注釈があるくらい、ご自慢の品。

日本で見る北欧の同じ名前のエビとは、そもそも品種がちゃいます。

日本で食べる甘エビよりも海老の味が濃く、ミソもたくさんあります。満足度高い。

小さめのヘダイ(クロダイの仲間)と魚介がてんこ盛りですが、本体のパスタがなんとも捉えづらい(モレモレっとした感じ?)の「TIDDHI in brodo di mare」という料理。
既にすいません読めませんでした。
「Io prendo questo」って感じで注文しました。


見えますか?モレモレっとしたパスタが。不均一な食感はどうしたらできるのでしょうか?
隣りのテーブルのお二人も再度びっくり(・・;)の「CICIRI e TRIA」。
シンプルなひよこ豆のスープにTRIAと呼ばれるパスタが入ってます。どろどろに一緒に煮たTRIAと、揚げたTRIA。ここまでは日本の南イタリア料理店でも見ますが、この店はさらにもう一つ、焼いてガリガリにしたTRIAが入ってます。
食べた本人曰く「シンプルな、ほうとうの世界観。」「全部食べたらいくらなんでも無理だけど、ずっと食べてたい味」だそうです。

怖い顔してたマダムも最後はにっこり。
アマーロをカウンターで頂き、大満足で帰りました。