ブリンディジを離れる朝、な◯み゙さんがベッドで奇声を。

「sciopero!」「ショーペロ」「だって」


※ショーペロは「ストライキ」のことです。念の為。


なぬ!!!!!

R「いつから?」

な「朝3時から明日の朝4時まで」

R「ヤバい。やばすぎる。」

とりあえず二人で情報を仕入れます。どうやら結局はどの程度まで列車の運行に影響があるかはわからないということで、急いで支度をし、予定より2時間以上前に駅に着きます。






どうやらまだ、ここ南イタリアには影響がさほどおよんでない様子。
いくつかの列車(特に北イタリアからの直通列車)のキャセルと、15分程度の遅れが発生しているのはありますが。

ここで躊躇して気づいたら全く動かなくなった事も経験しているので、
先ずは「レッチェ」まで移動します。


飛び乗ったレッチェ行きの列車。
昔を知る方々には信じられないでしょうが、レッジオナーレ(鈍行列車)車内です。落書きも無いし、シートが切られたり、汚されたりもほとんどありません。

ただ困ったのは、車内のテレビ表示が逆方向のバーリ行きの表示。
けど到着の駅のテレビアナウンスと地図表示はレッチェに向かっている事になっている事です。
携帯電話でGPSを確認して安心しました。間違ってない。

「レッチェ」到着。
ここでもさほど混乱もなく、どことなくのんびりとした南イタリア時間が流れてます。

初レッチェ。

ここまで朝ご飯もしないで来たので、レッチェの駅のバールでひと休み。
レッチェ銘菓「パスティッチョット」でございます。


中身はシンプルなあま~いカスタードクリーム。外側の生地もしっかりザクザクしたクロッカンテな食感です。

さて。このあとの私鉄線が元々乗り継ぎが悪く、16時発なんで、どうしましょ?と思案して、だいぶ重くなったスーツケースを駅には預けるところもどうやら無いようだし、かといってガラガラ引いて歩き回るのはシンドい。

というわけで贅沢にタクシー移動を選択しました。

運転手氏「どこまで?」
な「サリーチェ・サレンティーノまでお願いします。」
運「?」
な「サーリチェ? サレンティーノ」
運「オッケー」

もしかして日本人のほとんどのイタリアワインラヴァーが、
「サリーチェ・サレンティーノ」と言っているのは、本当は
「サーリチェ・サレンティーノ」なの?
予測変換もサリーチェなんだけど。
30分くらいで到着。

見事な松のある町並み。
あれ?柳が「salice」じゃなかったっけ?

ご心配なく。柳は巨木です。

アパートのチェックインは17時でお願いしてあったのですが、直接電話して、
「あはは。あんたら17時言ってたじゃん。まぁいいわ。すぐにじーさん向かわすわ」
といったやり取りの後、ほんの3分掛からずおじいさんの乗った車到着。

開けてもらった部屋は、ベッドルーム3つ、広々リビング、ダイニング、トイレ2つの豪華なお部屋。
更に「庭もあるから見せてあげよう。」
「立派なレモンとアプリコットの木ですね」
「食べるか?」「え?いや、ありがとう」「美味しい!!」「後でもう少し採っておくよ。」

どうやら裏庭がそのまま隣のガレージと繋がって趣味と言うには本格的な菜園になっているようです。
一応鍵の説明とチェックイン作業をして頂き、すぐに出かけます。日曜の午前中ならスーパーもやってるかと思ったのですが、見事やってません。

まぁアプリコットとレモンいっぱいもらったし、水は冷蔵庫に入ってたし、なんとかなるでしょう。