宿の近くのバール?のファブリッツィオ氏とのエピソードで夕飯のブログまでたどり着かなったです。

気を取り直して、ブリンディジ滞在最終日夕飯編。


ブリンディジ滞在最後の夜だし、何か美味しい魚料理を。

と思い、いわゆるミシュラン掲載店でもある

「pantogruele」という目抜き通りを海まで来たあたりの、ちょっと奥まったところのトラットリーアに。


着席し、のんびりメニューと格闘。

ワインは、地元産の白ワイン。ヴェルデカ種とマルヴァジーア種のワイン。

スッキリ夏の味。


前菜は、デグスタッツィオーネ(盛り合わせというか、次々出てくるスタイル)で。

スズキの薄切りを蒸して、バジリコと色々の緑のソース。酸味が嬉しい

ムール貝のテンプラ。という名称だが、ガリガリに揚げられたムール貝。これはまぁイケル。けど付け合せがハチミツ漬け紫キャベツ。甘いのイラナイ。
この料理の前にごく普通のイワシのマリネがありました。
これは乾燥そら豆を煮込んでピューレにしたモノと青菜(フダンソウ)を合わせたプーリァ州のド定番品。添えられたEXオリーブオイルをドボドボかけると美味しい。けど、お腹いっぱいになる一皿でもあるんですが。

エビのピラフ。カレー風味。
エビが美味しかった。日本でよく使う冷凍のぷりぷり食感(だけの)エビではなく、捕れたて新鮮な海の味のするエビでした。カレー風味のピラフは、想像通りの味わいだけど、基本ミックスカレー粉のないこの国だと大変だろうなぁ。

メイン料理にカサゴを頼んであり、そのソースで地元の手打ちパスタ「ラガネーリ」。
しっかりお腹いっぱいを狙ってくる親切な量。
と同時にメインのカサゴも登場。

今日捕れたばかりの2人分の(つまり二匹)のカサゴ。ニンニクとスーゴ(トマトソース)、ボリューム出しに甲殻類の出汁を使った、ミシュ◯ランLOVERの喜びそうな味わいの構成。

楽しくお腹いっぱいになり、宿まですぐに帰りました。

あ、結局この日はFIFAのイタリアvsアルバニア試合が有り、大盛り上がりなファブリッツィオの店でちょっとアマーロ(リキュール)飲んで、楽しく会話して帰りました。
無事イタリア勝ったのかな?