そういえば昨日、ドミネ・クォ・ヴァディス教会を出た辺りで、不思議な感覚に襲われたのは覚えています。


なんというかちょっとした違和感がほんの数秒連続して、それっきり。

それは、教会を出てすぐに中心地まで戻る来たときと同じ番号の118番バスが目に映り、「急げ!な゙◯み゙!!」と声をかけ、持っていたカメラで、ここまできた名残にな゙◯み゙さんの背中を写真に収めていました。ついでに 周りの風景も。


見えますでしょうか。写真奥にバス。まだ走る素振りも見せないな゙◯み゙さん。
バスが先程の写真よりも遠くなり、でもな゙◯み゙さんは左手の水のペットボトルに気を取られているのか、少し焦る素振りです。

ほとんどバスは動いてません。
ですが、な◯み゙さんは駆け出しています。
ここまでおそらくほんの数秒。

無事にバスに乗り込み、ここまでのブログでアップしているように、お昼ご飯を食べジェラートを堪能し宿に戻っています。

なんでこんなことをわざわざ検証しているかというと、先程また同じような、長いような短いような、ほんの数秒の違和感があったからです。




それがこの写真。

どうやら時空の連続性無視し、何かしらの理由で物理法則を無視した現象が起きて、アッピア街道から、その終着点ブリンディジの駅まで移動してしまったようです。
奇しくもローマテルミニ駅からブリンディジ駅までは、新旧あるアッピア街道をうまく取り入れながら、アッピア街道をなぞる形でルートができております。
また、ドミネ・クォ・ヴァディス教会のキリストの足跡はキリストのものではなく、アッピア街道という古代ローマ人にとって重要な街道での旅人達の安全を祈願するために本来は有った場所であった説もあります。
八百万の神々が存在していた古代ローマ人には、なにか旅の助言や戒めをしてくれ、再び地元に帰るための道祖神、猿田彦神と同じような役割の「再訪の神」というのがいて、ココこそがその神の聖地だったというわけです。
そんなふうに、今のところ理解しております。






無事ブリンディジに着きました。
すげー暑い。流石サレント地方。
ところでフレッチャロッサは定刻から15分遅れ。だいぶ取り戻しました。
時刻は15時過ぎたところ。
どこもお店やってません。

今日からG7サミットがここブリンディジで開催だそうで、市街地はほとんど封鎖。警察と軍隊しかいません。