朝の美術館を楽しんだ後、まだ10時過ぎだよってことで、今回のローマ滞在のもう一つのミッション。


「アッピア街道を行き、クォ・ヴァディス教会を見学する」にうつります。


事前調べでも、自分達の経験でも、歩いていくと凄い車通りを歩いて行くことになり、危険だということで、素直にバスで向かうことに。


カピトリーニ美術館のすぐ近くから118番バスに乗り込み、約三十分で「アッピア アンティーカ」エリアに到着します。




公園になっていて、バスを降りるときに運転手のおっちゃんに「降りたら道路渡って、ちょい行った左に有るよ」
と教えてもらいました。
なにがあるかというと。


ドミネ・クォ・ヴァディス教会です。
通称らしい。


天国の鍵もらってドヤ顔のペトロさん。
キリストの足型。なんだそうです。

ペトロさんがキリスト教の迫害が始まった頃、こりゃやばい。
ワシ一番弟子だし。ってなわけでローマを離れ逃げ出したとき、
この地で、師匠キリストにすれ違い、「ドミネ・クォ・ヴァディス?」
(主よどこに行かれるんですか?)
とペトロさんが聞くと、
「わし?もう一回十字架に掛りに行くのだ。」
と答えたそうです。
なので足跡はローマの方を向いてます。

この一件でペトロさんは、反省?して、ローマに戻ったんだとか。
一番弟子もツライぜ。的なお話です。

結果、自ら望んで「逆さ十字」の刑に処されるわけですが、師匠に見つかったとき、どんな気持ちだったんでしょうかね。

ここで会った時にはもう既に十字架経験者の師匠。
付き合って戻るかなぁ。
まだ磔未経験者ですよ。ペトロ氏。